《レポート》 |
・タバコと健康について考えてみませんか? みなさん、タバコを吸い続けると体にさまざまな悪影響を及ぼすうえに、健康を損なうおそれがあることはご存じかと思います。最近、飲食店や職場、公共の場などで禁煙にしているところが多くなりましたよね。しかし一方では、未成年者や女性の喫煙率が増すなど、体への影響を深刻に考えない人たちが増えているのではないでしょうか。そこで、私たちはタバコの害について、改めてみなさんと考えていきたいと思います。 ★タバコっていったい誰が発明したんだろう? タバコは、ナス科の植物を乾燥させて作っています。しかし、誰が発明したのかはわかっていません。1492年に、西インド諸島のサンサバドル島を発見したコロンブスに先住民族がタバコの葉を贈り物として渡したのがきっかけで、それがたちまち世界中に広がりました。 そして日本へは、1592年頃に鉄砲とともに伝えられたと言われています。 ★タバコの成分っていったい何? 実はタバコの中にはたくさんの有害物質が含まれています。特にタバコの煙には、4000種類以上の科学物質が含まれており、その中でもニコチン・タール・一酸化炭素が三大有害物質と言われています。 ★ニコチン・タール・一酸化炭素って、それぞれどういう害があるの? ニコチン…心臓・血管系には急性作用があり、末梢血管の収縮や血圧の上昇など、心臓への負担を増加させます。また、脳にも影響を与えたり胃の収縮力を低下させ、吐き気や嘔吐を起こしたりします。 タール…多数の発ガン性物質が含まれています。ヤニとも呼ばれ、タバコを吸うと白いフィルターが茶色く変色していきます。歯は茶色に染まり、口元の美しさを失ってしまいます。喫煙者のいる部屋の壁はベトついた粘性の汚れで覆われていきます。 一酸化炭素…血液中の酸素運搬能力を低下させるため、全身が酸欠状態になります。軽度の一酸化炭素中毒に比べ中度から重度の場合は、自力で動くことができなくなり、援助が必要となる他に、しばしば死に至ることがあります。 ★その他には、どんな影響があるの? 妊婦さんの場合は、妊娠中の喫煙は吸わない人に比べ、自然流産率が1.5倍というデータもあります。死産や低体重児、病気にかかりやすい赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。また、授乳中においては母乳の分泌量の低下や、母乳をとおしてニコチンが分泌され、子供への悪影響があると言われています。 お口の中への影響は、口腔・咽頭ガンを誘発。口臭の原因や味覚の低下。歯にはヤニ(タール)が付着する事で黒褐色に着色し、歯の表面がザラつき歯周病の原因でもある歯垢(しこう)・歯石が付きやすくなります。タバコは、歯周病の危険因子の中で最大の危険因子と言われています。 ニコチンなどの作用で血行が悪くなり、免疫機能や治癒力を低下させてしまいます。さらに、歯周病や歯周病の治療後の部位の治り具合が悪くなるとも言われています。治療しても、タバコをやめない限り歯周病は治りません。 ★受動喫煙ってどんな喫煙なの? タバコの煙には、「主流煙」といってタバコを吸っている人が吸う煙と、タバコの火が付いている状態で、先から立ち上がっている「副流煙」という煙があります。 「受動喫煙」とは、自分はタバコを吸っていないのに「副流煙」を吸うことをいいます。 実は、有害物質というのは「主流煙」より「副流煙」の方に多く含まれています。 父親や母親がタバコを吸っていると、子供が喘息になる確率が高くなったり、他の家族に色々な害を与えてしまいます。 ★タバコは、美容にも悪いって本当? タバコに含まれるニコチンによりビタミンCが破壊されるため、皮膚の老化を早めます。女性ホルモンにも悪影響を及ぼし、ホルモン分泌が低下し、女性らしい肌のツヤや潤い、ハリなどを失いやすくなります。また、皮膚の血行が悪くなるため、肌のくすみ、シミ、シワの原因となります。 だから、どんなに高価な美容液をつけても、エステに通ったとしても、タバコをやめない限り『美』を取り戻すことはできません。 ★もしも禁煙できたら・・・・ タバコを吸わない生活を考えた事がありますか?自分が病気にかかる危険度が低くなったり、周りの人に迷惑や不快感を与えずにすみますよね。他にも、味覚や嗅覚の働きが低下していたのが改善され、ご飯がおいしく感じられるようになります。ニコチンの覚醒作用がなくなるため、夜もぐっすり眠れます。そのため、肌の新陳代謝は夜中に活発に行われ、肌が生き生きとよみがえってきます。 ★単なる興味本意や一時のストレス解消のつもりが…。 今回タバコについていろいろ調べましたが、タバコについて知れば知るほど、恐ろしいものだと改めて思いました。みなさんはいかがでしたでしょうか。これを読んで、もし禁煙しようと思う方がいれば、心から応援します。 |
矯正歯科治療中って何となく気になってしまい思い切り笑えない‥‥、そんな気持ちを体験した方はきっといるはず。でも、矯正はキレイな歯並びのため、そして健康のためにやるもの。恥ずかしがらず、思いっきり笑っちゃいましょう。笑顔の素晴らしさは、変わらないはずです。 そんな思いで矯正歯科治療でキレイな歯並びになる日を楽しみに、前向きに矯正ライフを送っている「矯正歯科治療中のステキな笑顔の写真」を募集。全国から多数のご応募いただきました。 2005年受賞作が決定しました。みなさまありがとうございました。 2006年もコンテストを予定しています。 有限責任中間法人日本臨床矯正歯科医会主催 当院で矯正歯科治療中の患者さんが受賞されました。 表彰式の模様やプロカメラマンによる写真を、当院のホームページに掲載していますので、そちらもご覧下さい。
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今年も早いものであと2ヶ月となりました。毎年、1年間がとても早く過ぎてしまうと感じるのは年をとったせいでしょうか?それとも忙しいせいでしょうか?あとわずかな平成17年、やり残したことがないように今から年末にかけて準備をしていきましょう。 今年初めて装置をつけた方、今までも装置をつけて年を越している方、お餅は特に注意をして下さい。当院は年末12月30日の午前中まで、年始は1月3日から診療をしています。トラブル等ありましたら、早めにご連絡をお願い致します。 朝晩と寒くなってきましたので風邪などひかないようにお身体に気を付けてお過ごし下さい。 来年もスタッフ一同よろしくお願い致します。
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