2010.05.17更新

《学校歯科健診における歯列・歯並びの項目について》
春から新たな環境で生活をスタートされた方も沢山おいでになることでしょう。
新しい生活には慣れましたか? 
通勤や通学、そして新たな先輩や後輩、友人と毎日楽しく過ごしていることでしょう。
さて、小学生、中学生、高校生は6月末までに学校において学校歯科健診が行われます。
そろそろ、学校から歯科健診票をもらってくるお子さんもお見えだと思います。

1995 年から学校歯科健診において歯列・咬合の健診項目が追加されました。
学校歯科健診における診査基準が設定されるにあたっては、すべての不正
咬合を指摘するのではなく、将来の咀嚼機能などに影響を及ぼすような不正咬合についてスクリーニングするようになりました。

実は歯列・咬合がきちんと健診されるようになってからまだ、15年ほどしか
経過していません。
歯並びや咬み合わせの異常は、受け口(反対咬合)、出っ歯(上顎前突)、開咬、乱ぐい歯(叢生)、すきっ歯(空隙歯列)などを目安に判定されています。
残念ながら日本における矯正歯科治療は、ごく一部の特殊な疾患による不正咬合を除いて保険の対象になりません。つまり、制度上保険で治療出来ない異常を学校歯科健診の項目にあるからといって全ての不正咬合を指摘することは保護者に
対して混乱を起こすことになりかねません。その結果、学校歯科健診の現場では比較的重傷な不正咬合が抽出されることになります。
健診の目的は「心身の健康に影響を及ぼす可能性のある不正咬合をスクリーニングすること」です。不正咬合の欄に○がついていたからといって、必ずしもすぐに矯正歯科治療しなければならないわけではありません。不正咬合の矯正歯科治療をされるか否かを決めるのはご本人とその保護者となるご両親です。決定される上ではいろいろな情報を得る必要がありますので、この機会に矯正歯科医院を受診され、歯並びや咬み合わせに関してご相談され、現状と今後の歯列咬合の変化に関する予測や問題点などの説明を受けるのがよいでしょう。矯正歯科医院ではまずは、健診で指摘された歯列・咬合に関して十分に診査を受けて、説明していただ
き理解することです。そして、その上で矯正歯科治療の方法や期間、予算や治療を受ける上での注意事項などをお聞きになり、治療に関してご検討される際の情報を収集してください。
その上で、矯正歯科治療により改善を希望される場合には精密検査をし、診断後に治療方針などのお話しがあります。そして、治療契約後に矯正歯科治療が開始されます。
矯正歯科治療中で矯正装置を装着しているお子さんに関しても、学校歯科健診では歯列・咬合の項目にチェックされる場合があります。当医院で現在の状況を記載させていただきますので遠慮せずに健診票をお持ちください。
担当:院長 菅沼

《お知らせ》
・駐車場が1台増えました。
現在、診療室の前と脇に7台分と、当院の裏に4台分の駐車場がありました。
土曜日や夕方の混雑時には駐車できないことがありましたので、平成22年5月1日から当院の裏に1台分駐車場が確保できましたので、そちらもご利用ください。詳しい場所については、スタッフにお尋ねください。


・キシリトール・タブレットを販売します。
現在、当医院では歯科専用キシリトール100%ガムとして、
アップルミント味とマスカット味とクリアミント味の3種類を販売しています。
装置を付けた患者様はガムを食べることができませんでしたので、以前販売していましたキシルトール・タブレット オレンジを販売することとなりました。
使用方法は、1回に3粒を5分舐め、1日7回を目安にしてください。ガムが苦手なお子様などオレンジ味で食べやすくなっていますのでぜひお試しください。

・新しいスタッフが仲間になりました。
平成22年4月より歯科技工士の山崎亜由(やまざきあゆ)と歯科衛生士の福岡有希(ふくおかあき)が新しいスタッフとして加わりました。仕事に慣れるまではご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

4月から菅沼矯正歯科で働くことになりました、歯科技工士の山崎です。
働き始めて約1ヵ月たちますが、まだ分からないことばかりです。でも、先輩の技工士さんや衛生士さんに迷惑をかけないようにしていきたいです。矯正治療は期間が長く大変ですが、一緒にがんばっていきましょう。これからもよろしくお願いします。

4 月より菅沼矯正歯科で働くことになりました、歯科衛生士の福岡です。
昨年まで、大阪の矯正専門医にて勤めておりましたが、家族の転勤によりこの豊橋に来ました。私はきれいな歯並びの笑顔が大好きです。その笑顔になれるお手伝いができればと思っております。よろしくお願い致します。



《歯の健康シリーズ》

・使って得する『ペンフィット』!!
最近、強いブラッシング圧により歯肉の退縮、歯質の磨耗、根面の
露出知覚過敏の方が増えています。そこでお勧めしたい歯ブラシが『ペンフット』です。
皆さんはこのような状態になっていませんか?
また、ならないために今のうちから予防をしましう。


【ペンフィットの特徴】

1.『毛は極細でやや長めで軟らかいが、コシがある』
ブラシの毛先は特殊加工により先尖りになっていますが、毛の先端の尖った部分をカットして
いるため歯肉に当たってもチクチクしません。歯間部や歯周ポケットなどせまい隙間にも入り込みやすく、蓄積したプラークをしっかり落とせます。(毛の太さ0.15mm×毛の長さ10.5mm)

2.『ヘッドはコンパクト』
丸くて小さいヘッドは、お口の中で動かしやすく、1歯ずつ丁寧に磨けます。
また奥までブラシが届きやすいようにネックは長めになっています。


3.『指先に感覚を伝えやすい細めのグリップ』

グリップの三角形の膨らんでいる部分に親指・人差し指・中指を
そえます。ペングリップ(鉛筆持ち)で握った時にしっかり手にフィットするように設計されているため、ブラッシング圧の軽減にも繋がります。

【ペンフィットの使い方】
ペンフィットは、普通の歯ブラシで磨いた後に仕上げ磨き用歯ブラシとして使うと効果的です。歯と歯肉の隙間や、歯と歯の間など、磨きたいところにブラシの毛先を軽く押し込むように当て、細かく振動させます。繊細な極細
毛がしっかりと入り込み、プラークを落とすことができます。力を入れすぎると逆にプラークが落ちませんし、毛先がすぐにダメになってしまうこともありますので、動きは小刻みに振動を与えるくらいがベストです。大きく動かすと毛先がポケットや歯間部に入りません。
コンパクトなヘッドなので最後臼歯遠心にもラクにブラシを当てることができます。
ペンフィット(株式会社オーラルケア)全4色 各262 円
 
《矯正装置紹介》

技工士による矯正装置の紹介です。どんな装置を使用しているのか?
と疑問に思っている方もいると思います。皆さんも一緒に勉強していきましょう!また、わからないことがありましたらお気軽にご質問ください。

今回はマルチブラケット装置です。
当院では患者様に「四角い装置」とお伝えしているものです。

①適応症
・すべての歯が永久歯に生え代わった方
②装置の特徴と働き
・歯の表面に直接付けるため、取り外すことはできません
・四角い装置の溝にワイヤーをはめ込んで固定し、ワイヤーのひずみが復元しようとする力で
歯を動かします。
次回はナンスホールディングアーチです。
 
 
《編集後記》
今年の4月からスタッフが2名増えました。一人は新人の技工士ですが、衛生士は矯正歯科専門医で10年程勤務していたベテランさんです。医院ごとにシステムや治療の仕方が少し違うため、慣れるまではなかなか大変だと思いますが、頑張っていますので見かけましたら気軽に声をかけてみてください。
7月20日(火)〜8
月31日(火)までの夏期休暇期間は、土・日曜の休日料金となりますのでご了承ください。

  菅沼矯正歯科               
〒440-0806 豊橋市八町通3 丁目12-3
TEL:0532-53-4819 FAX:0532-53-4818
http://www.suganuma-ortho.com
 


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投稿者: 制作管理者