Dr.Q's BLOG

2011.01.14更新

 「豊橋歯科衛生専門学校と東京歯科大学で歯科矯正学の授業」

2011年1月12日(水)の午前中に豊橋歯科衛生士専門学校の歯科矯正学の授業に行ってきました。今年度から豊橋歯科衛生士専門学校は2年制から3年制に移行し、場所も豊橋市三ノ輪町から豊橋市中野町に移転しました。真新しいキレイで充実した施設で、勉強もはかどることでしょう。私は例年同様に1年生の歯科矯正学の講義で「矯正治療の生物力学 ー 矯正力と歯の移動」そして、「矯正診断に関する知識」の項目に関して講義してきました。どちらの項目も矯正歯科学においては重要な部分です。特に「矯正治療の生物力学 ー 矯正力と歯の移動」は矯正歯科特有の用語や組織学的・生物学的な専門用語が沢山出てきて歯科衛生士専門学校の学生さんにとっては解りにくい部分です。なるべく解りやすいように説明をし、授業の最後に簡単な例題を解いていただきました。ほとんどの学生さんが例題に対して正解を導き出してくれたのでホッと一安心しました。
「矯正診断に関する知識」では症例も交えながら説明を行いました。矯正歯科治療における診査や検査、分析、診断の仕方に関して説明を行いました。特に頭部X線規格写真(セファロ)分析に関しては歯科衛生士専門学校の学生さんには難しいと思います。どのような目的で、どういった方法で撮影し、どのように矯正歯科診断に利用をしているのか?なぜ矯正歯科においてセファロ分析が重要なのかを理解してくれると良いと思います。
そして、歯科衛生士さんは矯正歯科医院で患者さんのむし歯予防と歯周病の予防はもちろんのことですが、装置使用に関しての説明や、患者さんのモチベーションを維持する励ましをしたりと私たちドクターと患者さんをつなぐ、そして患者さんの矯正歯科治療を成功に導く重要な役目を担っていることをお話ししました。
3年制に移行したことで、豊橋歯科衛生士専門学校の学生さんも今まで2年制の時代には行われていなかった矯正歯科専門医院での臨床実習が行われるようです。来年には菅沼矯正歯科にも豊橋歯科衛生士専門学校の学生さんが臨床自習に来ることでしょう。
矯正歯科に対して正しい知識を身につけて歯科衛生士として患者さんの健康のために寄与してくれることを願っています。

そして、昨日、2011年1月13日(木)は東京歯科大学千葉校舎に第3学年の矯正歯科学のチュートリアルのチューターを務めるために出張してきました。2010年の春から東京歯科大学歯科矯正学講座の非常勤講師に再び任命され、これで4回目の出張になります。夏に第4学年のチュートリアルに2回出張し、9月に4年生の矯正歯科学実習のOSCE(オスキー:Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)試験官を担当しました。今回は第3学年の矯正歯科学で、まさに矯正歯科診断のための診査や検査、分析などに関する部分でした。学生さんには時間をとってセファロ分析を実際に行っていただきましたが、初めて自分で行うセファロ分析に四苦八苦していました。
学生を教育する側としては、研修医の教育でさえ矯正歯科の細かな部分を教えていくには時間と労力が必要なことを感じていますが、アンダーグラデュエイトの学生に1時間半という短時間で矯正歯科を理解していただくことの難しさを今回も感じました。9人のグループのチュートリアルでしたが、少しでも矯正歯科に興味を持っていただけるように、次回の20日(木)も東京歯科大学の矯正歯科学のチュートリアルを頑張って来ます。

「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
 ”For your Beautiful Smile & Healthy Life" 
「菅沼矯正歯科」



投稿者: 有限会社イーオルソサービス

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