「熊本城」
先日、日本臨床矯正歯科医会の全国広報キャラバン市民セミナーinくまもとに出張してきた折に熊本城を観光してきました。名城熊本城は1607年に茶臼山と呼ばれた丘陵地に現在の愛知県である尾張の国出身で豊臣秀吉の家臣であり血縁関係にもある加藤清正が当時の最先端の技術と労力を投じてを築城しました。熊本城は平成19年(2007年)に築城400年を迎え、2008年4月には本丸御殿も復元されました。
私は今回で三回目の熊本訪問になりますが、名城として名高い熊本城観光はこれが初めてでしたので、心躍らせて出かけました。熊本空港からバスで熊本市内に、ホテルに荷物を置いて、いざ熊本城へと思ったのですが、「腹が減っては戦は出来ぬ」と言うことで、まずは腹ごしらえを・・・。何を食べようかと考えたのですが、思いついたのは熊本ラーメン。そこで熊本ラーメンの有名なお店「こむらさき」本店を探して向かいました。お店の前に行って驚きました。一度は名前を聞いたことのある有名店ですが小さなお店でびっくりしかした。メニューを見てもラーメン専門店ではなく、ほかの中華料理のメニューもあります。出てきたラーメンは白濁した豚骨ベースのスープに、少し細めのストレート麺(博多ラーメンほど細くない)チャーシューとメンマ、モヤシ、細切りのキクラゲ、刻みネギが乗り、そして熊本ラーメン特有のニンニクチップが入り香ばしさを醸し出していました。白濁した豚骨スープでありながら意外とアッサリしていて美味しくいただけました。麺は博多ラーメンのような細くて堅い麺の方が私は個人的には好きです。
新横浜のラーメン博物館にも出店されているようですし、通販の地方発送もあるようです。
腹ごしらえを終えて、いざ熊本城へ出陣です。
須戸口門から入り竹の丸、五階櫓跡を経て武者返しと呼ばれた石垣を見ながら天守閣と本丸御殿を目指しました。日曜日でしたので思ったより沢山の観光客がいて驚きました。暑い中、みんな天守閣と本丸御殿を目指して歩いていきます。
本丸御殿のきらびやかな昭君之間にはため息が出ました。そして熊本城天守閣まで展示物を眺め学習しながら登っていきました。暑い日で大汗をかきましたが、天守閣からの眺めと心地よい風、そして一番上まで登った達成感が、私にとっての清涼剤になりました。
尾張の国から入国後、加藤清正公は治山治水、新田開発などに力を入れ、また南蛮貿易に乗り出すなど、積極的に領地経営を進め、国はどんどん豊かになり、結果領民からは神様のように慕われるようになったそうです。今でも熊本では善政の事跡は全て「せいしょこさんのさしたこつ(清正公のなさったこと)」と清正公に敬意が賞されているようです。愛知県人にとっては誇りですね。
展示物で時習館の名を目にしました。私の出身校は愛知県立時習館高等学校ですが、校名の由来は吉田藩の松平信復設立の藩校「時習館」(1752年設立)からで、その「時習」は孔子『論語』の「学びて時にこれを習う(学而時習之)…」の一節から来ています。
肥後熊本にも時習館が藩校としてあったそうです。調べると細川家第8代重賢公(しげかたこう)が設立した文武両道の学校。宝暦5年(1755年)に秋山玉山(あきやまぎょくざん)を初代教授に迎え開校しました。明治3年7月藩政改革により廃校となりましたが、規模、組織、内容の充実していることは全国の藩校の中でも屈指の存在として知られていたそうです。
愛知の地と遠く離れた熊本の地で時を同じくして若者の勉学のための藩校「時習館」を育んでいたのですね。愛知と熊本の縁を感じました。
それにしても、夏の熊本城暑かったです。
「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
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「菅沼矯正歯科」
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