#266
2008年3月5日(水)6日(木)に東京の品川プリンスホテルで開催された日本臨床矯正歯科医会平成19年度3月例会に参加してきました。

 2008年3月5日(水)6日(木)に東京都港区高輪の品川プリンスホテルで開催されました日本臨床矯正歯科医会の平成19年度3月例会に院長菅沼與明とスタッフで参加してきました。スタッフは6日(木)のスタッフプログラムへの参加でした。

5日の午前中には理事会が開催され、その後、12時30分から開会式の後、広報委員会報告が行われました。私は広報理事のため座長として進行を行いました。報告は木下広報委員長とプラップジャパンの野村さんと黒部さんの3名で2002年から2007年までの6年間の特別広報事業の総括を行い今後の展望に関して報告を行いました。会員の先生方にも賛同を得られたものと思います。
その後、総会が開催されました。次年度の平成20年度一般事業と特別広報事業の事業計画と予算案が審議され、多くの質問を受けましたが、賛成多数で承認を頂きました。また、公益法人を目指すことが協議され、これも賛成多数で承認されました。

総会後に、昭和大学歯学部歯科矯正学講座准教授である中納治久先生の特別講演「矯正歯科治療の保険診療」がありこれを聞きたかったのですが、この時間にメディアからの取材申込みがあり広報理事として取材を受けました。株式会社文理書院の「健康ファミリー」という季刊誌の編集長から約1時間30分ほど取材を受けました。プログラム終了後に、新入会員オリエンテーションが開催され各理事が担当分野に関して説明を行います。私も約20名弱の新入会員の先生方を前に広報理事として広報事業と特別広報事業に関する説明を行いました。

そして、ウェスティンホテル東京に移動して日本臨床矯正歯科医会広報委員会に出席しました。今年度の広報委員の先生方の労をねぎらい、間近に迫った次年度の事業の遂行に関して話し合いました。
とても忙しい1日目でした。

6日は午前9時から委員会プログラム(社会医療委員会)「スタッフプログラムの成果と展望」社会医療委員会委員長伊藤智恵先生の報告が行われ、その後、委員会プログラム(医療管理・共済委員会)「改正医療法のポイント ーいま歯科に求められるものー」という講演が行われました。スタッフプログラムには毎回スタッフを参加させていますが、他の医院のスタッフとの交流や考えて行動をするテーマを頂きスタッフにはとても勉強になっているように思います。今後も期待しています。改正医療法に関してはいろいろと解らないことが多くあり、私自身戸惑いもあります。良質な矯正歯科医療を患者さんに安全に提供していくためには必要なことですので、これからも勉強して行きたいと思います。

そして、午前中の最後に東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面矯正学分野教授の森山啓司先生が教育講演「新規保険導入された先天異常の特徴と臨床的所見 ー矯正治療の実例を添えてー」がおこなわれました。先天異常の患者さんの矯正歯科治療は私も数例経験をしていますが、徐々に拡大されてきています。このような患者さんの矯正歯科治療に関しては、全身疾患をともなく関係からも非常に困難な症例が多く、治療の中心は研究機関としての機能を兼ね備える大学病院が中心となっていくでしょう。
お昼の時間帯には懇親会が開催され、多くの会員の先生方と意見交換し、いろいろなお話をさせて頂きました。理事として会員からいろいろな要望も伺いました。

午後からは2題の会員発表が行われました。「歯肉食込防止牽引法と再使用出来る多用途フック」と題し宮崎真先生(北海道支部)と「Individualized Bracketing Diagram(IBD)の紹介」と題し古賀正忠先生(東京支部)の講演です。
宮崎先生のアイデアの臨床への発想と応用はとても素晴らしいと思いました。また、古賀先生は現代の矯正歯科臨床で非常に重要な要素であるブラケットポジションとブレケットプレースメントを非常に解りやすく解説し、個々の歯をしっかり観察してその記録と計測からブラケットボンディングを行うことを示して頂けました。古賀先生は私の師匠でもありますが、とても解りやすい講演に感激しました。

2日間の日本臨床矯正歯科医会平成19年度3月例会でしたが、非常に充実した日程で、研鑽を積むことが出来ました。今後に日常臨床に役立てていきたいと思います。