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歯科衛生士 近藤千香 平成19年11月11日 大阪の千里ライフサイエンスセンターにて開催された株式会社オーラルケア主催の『明日から使える歯周治療の基礎知識』について歯周病専門医の佐藤謙次郎先生のセミナーに参加させていただきました。矯正治療の間でも健康な歯、そして健康な歯周組織で治療を進め、良い咬み合わせを手にした後もそれを継続できるように患者さんへのバックアップをしなければならないと以前から感じていました。患者さんに伝えるためには、自分自身が見る力がなければ指導にも説得力がないと思い、今の自分自身のレベルを確認するために、このセミナーに参加しました。
歯周治療の流れ診査・診断→初期治療→再評価→(歯周外科)→メインテナンス ■診査・診断 【Probing pocket Depth(PPD)】 Probing診査は、根面のどの位置までプラークの侵入があるかを調べ、歯肉の抵抗の強弱を確認するとともに、炎症の有無の判定を行う。炎症はプローブ挿入時の出血から判定し、出血がみられた場合はポケットの根底部分に炎症があることを意味する。また根の形態、歯石の有無、ポケット底組織の抵抗性と炎症の程度も同時に知る事ができる。 【Bleeding on Probing】 歯肉の炎症の臨床的症状は、肉眼的所見である辺縁歯肉の色と性状の変化、プロービング時の出血(BoP)により、確認することができる。炎症の有無(縁下)のプラークの存在を知る事ができ、スケーリングおよびプラークコントロールの判定をすることができる。 レントゲンから見えるものを確認し、口腔内での診査、そして診断を行う。 まず状況を知る事からはじめる。 初期治療に入る前に言わないといけない事 ※歯肉の腫れがあるために、治ってくると歯肉が引き締まり歯と歯の間に 隙間(ブラックトライアングル)ができる可能性 ■初期治療 状態を把握した上で、生活環境、ブラッシングの方法など患者さんの生活習慣を把握し、個々に向けたブラッシング指導、動機付けを行う。 そして、スケーリング、ルートプレーニングを行い、初期治療後の変化を確認。 ■再評価→(歯周外科) 初期治療で行われた処置の確認を評価する。 そして手術へ進む際の指標を用い、外科手術に移行するか確認をする。 ■メインテナンス 1次予防:疾患の発症の予防 2次予防:早期発見・早期治療 3次予防:重症化防止、緩やかな進行 《感想》 口腔内の健康管理を上手に進めていくためには、医師、スタッフはもちろんの事、患者さんの協力あってこそ成り立つものだと先生はおっしゃっていました。 私たちもレベルアップをするために、見れる力をつけ、患者さんが気付かなかったところや、気付いていても手の届かない場所のサポートをしていこうと思います。 |
