【山本さんによるトークショー】
メイクは目の錯覚でキレイにみせるもの。メイクを取れば、元に戻ってしまう。矯正歯科治療の良いところは、治療が終われば、その形が自分のものになること。以前は、口もとを隠してしまう文化があったが、現在では、自分の持っている部分をいかにポジティブに見せていくかが重要なことになってきている。それは、とても良い事だと思う。 以前日本では笑うときには口元を隠す仕草が美しいと思われていたところもあるかもしれませんが、最近は口を開けて歯を見せて笑う仕草の方が美しいと思われるように変化してきたように感じられます。
ありのままの人間のよさというものをいいという時代になってきたと思うんですね。ファッションの世界でも15年ぐらい前あるブランドのポスターなんかでは歯列矯正をした外人の若い女の子の写真をメインポスターにしていたこともあったりして、ファッションの世界でも矯正装置をつけていることがマイナスではないと思われてきているんですけれども、最近で一番なるほどと思ったのは、モデルの土屋アンナさんですね。彼女も10代の時に矯正をしていて、当時モデルが矯正している場合は「笑わない」というのがルールだったんですけれども、アンナちゃんはそれを見せるような笑顔で出ていて人気大爆発しちゃったんですね。
隠す文化というのが日本の良さだったんですけれども、いまは時代が変わって、自分のもっているものをどう肯定的に見せてゆくかという時代になってきたんだなと思います。 美しく生きてゆくための工夫、美しくいるってとてもいいじゃないですか。
汚いものを見ているよりもきれいなものを見ている方がうれしいし楽しいしいいじゃないですか。昔お友達のうちに遊びに行ったときに、ほとんど寝たきりの90を過ぎたお婆ちゃまがいらっしゃったのですけれども、そのおばあちゃんが時々しか起きてこないんですけれども、毎朝起きるとお嫁さんに髪の毛をすいてもらって、きれいにまとめて、口紅をさしてもらうのね。 |
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そうするとすごく柔らかいいい表情をされて、そんなこぎれいにされているおばあちゃんだから家族もみんな大切にしていたんです。
周りの人もきれいなものが周りにあった方がうれしいじゃないですか。そういう意味ではきれいにしておくことが周りの人への心配り、思いやりでもあるっていうふうに思います。口って言うのは、実は体の中身が出ているところでしょ。だから歯がきれいだと体の中まできれいなような印象に見えるじゃないですか。
そういう意味では歯列矯正というのは周りの人への思いやりなのかもしれないという風に思います。歯列矯正だけじゃなくて見かけを磨くやり方はいろいろあるんですけれども、此処にいらしている方はみなさん歯列矯正をされている方ですから、みなさん勇気というか一歩踏み出したことはすばらしいと思います。
記者の方の中でまだ悩んでいる方がいらっしゃったら、是非やってみたらいいのではないかと思います。わたしも前歯が一本だけねじれていて、15年くらい前にお医者さんで聞いたら、「かみ合わせに関係ないから大丈夫」と言われたんですけれども、やはりこういうのもちょっとやれば治ると言うことをこの会に参加するに当たって、いろいろな先生方からアドバイスを頂いたので、是非今後やってみないなと思っています。
今度お会いするときには矯正装置が着いている私に出会うかもしれません。
来年のブレーススマイルコンテストに応募しちゃったりして。
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