#207

「患者さんとの信頼関係を深めクチコミ・紹介につなげる」マネージメントワークショップに参加して

2006年6月4日(日)・5日(月)に、日本臨床矯正歯科医会東海支部主催の『フェイシャル・トレーニング&接遇セミナー』に参加してきました。今回は4日間コースの前半2日間を受講してきました。講師は、パーソナルカラー研究所スタジオHOW認定・所属講師の先生方の指導を受けました。

1日目は、『額・目元』のフェイスストレッチングと、『魅力ある話し方』についての講習を聴き、またトレーニングも実際に行いました。2日目は『頬・首・顎』のフェイスストレッチングと、『接遇マナー・立ち居振る舞い』について1日目同様に、講習を聴きトレーニングも行いました。


フェイスストレッチングとは…講師 糸山ひろみ先生、高橋敏子先生

顔には表面近くだけでも30種類ほどの筋肉(表情筋が)あるが、日常生活の中では、わずか20〜30%しかつかっていません。つかわれていない筋肉は年齢に関係なく、次第に萎縮し硬くなっていくことで、表情が乏しくなります。そんな表情筋を鍛えることで、筋肉に弾力をもたせ柔軟性を取り戻すために考案されたものが、フェイスストレッチングである。

《額・目元のフェイスストレッチング》    
「目は口ほどにものを言う」と表現されるように、小さいけれど大きな影響力を持ちます。また、「目が物を言う」という表現もありますが、目が的確に物を言わないと、相手に誤解を招いてしまいます。知らないうちに患者さんに不快感を与えてしまっているかもしれません。目を見続けたり、100%視線を合わせて話しをしてしまうと、相手に圧迫感や威圧感を与えてしまうため、わずかに視線を動かし、話しの節目などで視線を戻すなどの配慮が必要だとお話されていました。

《頬・首・顎のフェイスストレッチング》
笑顔は、人の心を癒し、心を解きほぐします。患者さんの心を開き、説得し、より良い信頼関係を築くには笑顔は欠かせません。しかし、笑顔はただ口角を上にあげただけではできません。笑顔保ちながら、話しができるように、頬の3つのサスペンダー(筋)を意識する事が大切だそうです。


魅力ある話し方…講師 烏田明代先生

私達は普段何気なく話しをしていますが、様々な場面において、なるべく聞き手に上手に伝わるよう工夫をします。その中で大切な事は、内容・声・表現力です。聞き手の耳に心地よく響く声・伝えたい内容がしっかり伝わる話し方や、聞き手も話しても疲れを感じない希話術を考える必要がある事をお話しされました。また実際に大きな声でトレーニングも行いました。

〜発声・発音のトレーニング〜

腹式発声法…
腹筋を強くし、その腹筋の力で横隔膜を押し上げ、肺に入っている空気の出入りを調整しながら声をだす。

発声発音基礎練習(口の運動)…
大きな声で、ゆっくりと、正確に、歯切れよく、一音一音を耳で確かめながら練習。
活舌の練習(調音)…根気よく続けることで、より明瞭で、正確度の高い、そして安定した発声を目指す。


立ち居振る舞い 基本編…講師 清水則子先生

身体の状態が顔の印象に影響を与え、動作がメッセージを発信します。様々な動作の基本は、私達の肉体です。この身体をきちんと表現するには、正しい姿勢をとっていることが大切です。「正しい姿勢とは、持って生まれた身長を1ミリも締めない姿勢である」とお話されていました。 

今回の基本編は、自分の姿勢や、姿勢の癖をチェックし、基本の立ち方や歩き方を学び、そして実践しました。また、その記録をビデオカメラで撮影し、実際の自分の立ち方や歩き方を確認しました。


【感想】
この講習会に参加して、改めて表情や動作、話し方などの重要性を認識しました。内容のほとんどが実践トレーニングだったため、いつになく、とてもハードな講習会でしたが、衛生士として、また一人の女性として、今回学んだ事を常に心掛けていきたいと思います。