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| 「日本臨床矯正歯科医会平成16年度2月例会に参加し委員会報告発表を行いました」 |
| 院長 菅沼 與明 |
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平成17年2月23日(水)と24日(木)に日本臨床矯正歯科医会平成16年度2月例会が品川プリンスホテルにて開催されました。その模様をご報告致します。
例会1日目は日本臨床矯正歯科医会第46回総会が植木和弘会長開会の辞で始まりました。総会は議長に近畿北陸支部足立敏会員、議事録署名人に中四国支部大喜多幸子会員、東海支部伊藤真会員が選出され、諸事項が議決され賛成多数で原案通り承認可決しました。協議題として1.有限責任中間法人定款新設に伴う各種規則等変更について2有限責任中間法人化に伴うその他の変更について活発な協議が行われました。
次に有限責任中間法人日本臨床矯正歯科医会設立総会が開催されました。議長に足立敏会員が選出され諸事項が議決され全て賛成多数で原案通り承認可決しました。
その後、次期理事の選挙開票結果が福増一浩選挙管理委員長よりあり新理事及び監事の当選者が発表されました。今回、私は池森現専務理事の167票に続く140票を得て、2位で理事者候補に選ばれました。日本臨床矯正歯科医会が任意団体から法人化組織に移行する節目の理事に選ばれたことの責任の重大さを感じると共に、ご支持頂いた多くの会員も皆様方の期待に答えるよう一生懸命理事としての職務を務めたいと思います。
特別講演は東京歯科大学スポーツ歯学講座教授 石上惠一先生より「マウスガードの有効性とスポーツパフォーマンス」というテーマでご講演いただきました。私は東京歯科大学の出身ですが学生時代や矯正の医局に在籍していた当時にはスポーツ歯学講座は無く、お話しを聞くのも初めてだったので非常に興味を持って拝聴致しました。マウスガードを装着することにより顎口腔系の状態の変化が、身体のバランスを安定させ運動能力をより向上させることが理解出来ました。また、スポーツによる外傷から歯や口腔組織は言うまでもなく脳の損傷までも守るために、市販されているようなマウスガイドではなく、きちんと歯科医師がオーダーメードで個々の選手に製作したマウスガードを
装着してもらうことがとても重要であることが解り、とても有意義なご講演でした。
ご講演終了後新入会員を対象にオリエンテーションが行われました。私も新理事になるための理事の仕事を理解するために参加をさせて頂きました。
例会2日目は委員会プログラム氓ニして午前中は社会医療委員会より「患者紹介ビジネスの分析とその対応」というテーマで富永雪穂理事より報告が行われました。フランチャイズ矯正歯科医院による当会会員医院への影響について大きな影響はなかったというアンケート結果が発表されました。
また患者紹介ビジネスの分析とその対応については昨年の例会で好評を博した歯科経営コンサルタントの澤泉千加良氏からご講演いただき、外資系フランチャイズ矯正歯科医院の現状を分析した結果の報告と近年増加しているインターネットを利用した有料患者紹介ビジネスについても分析ご報告がありました。本会は「医療本来の精神に反する」ことから会員にはこのような企業への登録を自粛するようにしておりますが、澤泉氏からは医療における規制緩和の方向性や矯正専門開業医の経営面の厳しさなどから、患者紹介ビジネスのマーケティングやサービスから我々が学ぶべき所もあるのではないかとのご指摘でした。
そして、私が広報委員会院長として広報委員会報告「広報プロジェクト」を座長平木建史理事の元報告させて頂きました。平成14年度からスタートし、3年目を迎えた16年度までの広報特別事業についての報告をさせて頂き、についての報告がありました。また平成17年度の広報プロジェクトについては今年度の「1.MOOK制作」「2.広報キャラバン」「3.HP更新拡充」「4.パブリシティ活動の展開」の4本柱に加えて「1.本会中間法人設立に伴う記者発表」「2.公募コンクール開催」「3.リサーチパブリシティ」「4.企業タイアップ」という新規事業計画につての説明を行いました。会員からは積極的に特別広報活動を推し進めて欲しいとの要望や質問を頂きました。
その後症例展示閲覧、懇親会がありました。
懇親会は植木和弘会長のご挨拶では始まり平成17年度からの終身会員のご紹介を頂きました。該当者は2名で東京支部の菅原勇会員、北関東支部の延島三男会員です。お二方からご挨拶を頂き延島三男会員の乾杯で宴が始まりました。宴もたけなわになった頃新入会員のご紹介及びご挨拶を頂きました。懇親会中は色々な会員の先生とお話しさせて頂きましたが、特別広報活動に対する理解が深まり、「より一層がんばって欲しい」との励ましのお言葉を多くの先生から頂きました。和やかな雰囲気のもと閉会のご挨拶を舩木純三副会長より頂きました。
午後からは会員発表としまして第32回日本臨床矯正歯科医会千葉大会アンコール賞受賞者発表が3名の先生よりありました。「アンキローシスへの臨床的指針」というテーマで花岡宏会員より、「半埋伏強直歯に対する歯槽骨延長法の応用」というテーマで曽矢猛美会員より、「骨延長を併用し上下顎同時側方拡大を施行した重度の叢生および歯列狭窄を伴う骨格性上顎前突症例」というテーマで玉川幸二会員より発表があり、会員は熱心に聞き入り積極的な質疑応答がありました。
その後委員会プログラムとして医療管理・共済委員会より「医院継承を考える〜医院継承システムの提案〜」というテーマで座長の佐藤英彦委員の元1.委員会報告として「診療所で使用する各種書式の紹介、ekuboの活用法など」を山内昌浩理事、丸山文章委員よりお話し頂きました。また2.医院継承を考える「医院継承システムの提案」として1.今年起こった、ある矯正歯科医院院長急死に伴う医院継承事例の報告および問題点の把握2.各地域での共済の実状3.院長が心がけ、整備しておくべき事柄4.医院継承問題5.医院継承システムの提案を高橋洋樹委員長、平岡修委員より報告頂きました。
私自身、大学院に在籍中に歯科医院を開業していた父と母が他界したため医院を継承した経験があり、医院継承については個々の診療所での充分な検討と対応をしていく必要があることは十分理解していますが、今後はリスクマネージメントをきちんと行っていかなければ行けないことを再確認しましました。また本会での医院継承システム作りの契機になるご報告でした。
最期に第33回広島大会のご案内を花岡宏大会長よりいただき、舩木純三副会長の閉会の辞で終了いたしました。
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