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第4回インプラント矯正研究会セミナーに参加して

院長 菅沼 興明

2004年11月16日(火)の日本矯正歯科学会の前日に福岡市のアクロス福岡イベントホールで開催された第4回インプラント矯正研究会セミナーに参加して来ました。その模様をレポートします。

私はこのインプラント矯正研究会セミナーに2002年の名古屋で行われた時から3連続で参加しています。インプラント矯正もだいぶ定着してきており、術式も明確になり普及してきているので、自分自身でも症例が増えてきており、その効果を実感している点が多く、今回は確認をする意味で参加致しました。
当院ではではK-1やMIA(Micro Implant Anchorage)をに代表されるスクリュータイプを中心に行ってきましたが、その理由としては、矯正歯科医でも埋入が容易であり、少ない浸潤麻酔の量で外科的侵襲もほとんど無く行えることが利点としてあるからです。
それに対して、プレートタイプのSMAPは歯列ごと遠心移動を行ったり、圧下したりするために大きな力に対抗するために応用され、口腔外科医によるフラップを形成しての手術が行われます。外科的な侵襲が大きく、鎮静麻酔や場合によっては全身麻酔、入院などが必要な場合もあります。

今回、インプラントの利用方法についてはかなりのアイデアを得られたことと、脱落を避けるための適応症の見極めや術式を一定にしてきちんと手順を確認しながら行うことが重要であることが再確認出来ました。今後の当院での利用の参考にしていきたいと思います。


第4回インプラント矯正研究会セミナーのプログラムを下記に掲載します。

第4回インプラント矯正研究会セミナー
 
<メインテーマ:Vertical Control>

Session 1:開咬及び過蓋咬合へのアプローチ   
                       座長:齋藤 茂(川崎市)
9:50 講演1  黒田晋吾(岡山大学)
 「チタンスクリューを用いた骨格性前歯部開咬の治療」
10:30 講演2  保田好隆(西宮市)
 「インプラントを用いた過蓋咬合の治療」

Session 2:顎位不安定症例へのアプローチ
                       座長:嘉ノ海龍三(姫路市)
11:20 講演3  永山純一郎(北九州市)
 「顎位不安定症例へのアプローチ」
12:00 講演4  酒井 優(名古屋市)
 「顎位不安定症例へのアプローチ」

Session 3:インプラント矯正の新たな応用
                       座長:渡辺八十夫(福山市)
13:15 講演5  竹元京人(東京都)
 「舌側矯正への矯正用インプラントの応用」
13:55 講演6  西井 康(東京歯科大学)
 「口蓋用インプラントアンカー」

Session 4:診断セミナー
                       座長:山本照子(岡山大学)
14:45 診断セミナー1  菅原準二(東北大学)
 「スケレタル・アンカレッジ・システム(SAS)における骨格性開咬に対する治療ゴールの設定」
15:30 診断セミナー2  嘉ノ海龍三(姫路市)
 「ミニスクリューにおける歯牙移動の実際」