#054
歯科衛生士 加藤文美

9月29日(日)、東京の日暮里のオーラルケアにて『カリエスリスク判定とその臨床応用』の講習会がありました。Dr.とDHが半々くらいの割合で参加していました。午前中は実習とう蝕発生のプロセスと原因などを学び、午後はフッ素やキシリトールについてとカリオグラムを用いてデータの見方などを学びました。

★★★★★★★★★要旨★★★★★★★★★
1.う蝕は感染症であり生活習慣病である。

2.う蝕発生を防ぐことは医療の一部である。

3.う蝕の発症は予測可能である。

4.歯磨きだけがう蝕予防ではない。

5.キシリトールはミュータンス菌を変える。

6.水道水のフッ素添加は容易ではない。
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★★★★★う蝕発症のプロセス★★★★★
口腔内には多くの細菌が存在する。

 歯の表面にタンパクの形成

 タンパクを介して細菌が歯に定着

 細菌の増殖と歯垢の形成

 歯垢からバイオフィルムの形成

 バイオフィルム内へのだ液の影響

 歯の脱灰と石灰化

 歯の表面の崩壊=う蝕
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★う蝕の原因★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

*ミュータンス菌→プラークの形成、酸産生能《ミュータンス菌感染症》
*砂糖(発酵性糖質)→プラークの形成、酸産生能《砂糖高頻度摂取症》
*フッ素の欠乏→耐酸性の低下、抗酸産生《フッ素欠乏症》
 
1.う蝕→歯の表面の崩壊を伴う
2.発症前う蝕(サブクリニカルヘルスケア)→ 歯の表面の脱灰を伴わない
脱灰が開始されている
脱灰の危険がある

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★健康情報の提供★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 【診療室で話した情報の4割はドアを閉めた時に忘れられる】
    できること、できないことを見極める。
 【診療室での情報が伝わらない理由】
    緊張している。


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◇◆◇感想◇◆◇
キシリトールは食後や寝る前がよいと言われているようですが、現在ではいつ食べても効果があると言われている。その時に味がなくなっても5分間位は噛んでいるいればだ液をたくさん出して清掃作用もよくなる事がわかりました。あと食べたらすぐ磨くというように指導してきたけれど「早く磨かなきゃ…」などと思い過ぎて患者さんにストレスを与えてしまっていたように思える。食べたらすぐに磨ければ一番いいけれど、患者さん一人一人の気持ちを考え、いかに楽しく歯磨きをしてもらえるか患者さんの立場になって考えていきたい。