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 商社展示の会場は1日では回りきれないほどの業者の数で日本の矯正歯科学会の商社展示の20倍ぐらいの規模があるのではないでしょうか?目的の商社を探すのに一苦労で、迷子になってもおかしくないほど広い会場でした。中には矯正歯科や歯科とは関係のない業者のブースも見受けられ、患者さんに矯正歯科治療を楽しみ、医院でも楽しく来院していただけるような環境作りがされていることが伺えました。患者応対に並んで、環境というのは一人でも多くの患者さんの不安を軽減させるための欠くことのできない大変大切な要素です。もちろん働いている私たちもそれによって楽しく仕事ができれば、自然に気持ちの良い診療室に変わっていくのではないでしょうか?今後も楽しい矯正歯科治療を常に求めて行きたいと考えております。
 さて、アメリカ矯正歯科医学会の期間中に学会が行われたペンシルバニア大学歯学部病院の見学をさせていただける機会がありました。そもそも校内見学は知人がいない限り入ることの出来ない場所なのです。私も参加させていただけると聞いた時には驚きました。
 私たちが、是非ペンシルバニア大学病院の見学がしたいとお願いをしたところ、快い返答をいただき、校内の見学をさせてもらうことになりました。
 閑静な住宅街と思われた、そこはもう大学の中で後から学校の全体図を拝見した時には疑ってしまうほどの広さがありました。
 早速、施設の案内をしていただけるということで私たちは観光客のように写真を撮りながら病院内と歯学部の見学をしました。大学生の実習室や診療室に技工室、図書館に大学院生の診療室など見学させて頂きました。めったにできない経験を出来たことを大変良かったと思います。
 案内してくださった先生はいろいろなお話をしてくれました。その中で関心を持ったのは患者さんの考え方の違いです。日本の患者さん受診行動は一般的には、施設の充実など大学病院・大病院志向が強く、医療費は保険治療がほとんどなので大学病院・大病院と一般開業医院へ受診される患者さんの差はほとんどありません。大学病院では患者さんは学生教育や研究のため協力を求められることはあまり意識していないようです。私もその考えが当たり前だと思っていたのですが、アメリカでは歯科治療自体がほとんど自費治療のため、学生やレジデントが担当する患者さんの治療費は、開業医や専門医の治療費の半分ぐらいに設定されています。大学病院に受診される患者さんは、技術的に未熟な学生やレジデントに治療を担当して頂いても医療費の削減をしたいと考えている比較的低所得層の患者さんが多いとのことでした。アメリカと日本の医療制度とアメリカ人と日本人の考え方の違いに驚きました。それ以外にも生活習慣が違うために驚くことが多々あるらしいのです。その話を聞いてもう少し長く滞在してもっと知りたいと感じました。
 一緒に行動していただいて何かとやさしくしてくれた土屋先生、石山先生、延島先生やペンシルバニア大学を案内してくださった菅野先生、業者さんに多くの方々と接する事が出来、アメリカに行ったことも最高でしたが普段出来ない機会を与えられ幸せに思います。


いつもお世話になっている
3M Unitekのブースの前で
ペンシルバニア大学歯学部病院にて
病院スタッフと


ペンシルバニア大学歯学部病院の図書館にて
ご案内してくれた菅野先生と見学した先生
ニューヨークのファーマシーにて
歯磨剤や歯ブラシ、ホワイトニングキットがいっぱい。アメリカ人の歯科予防への関心の高さがうかがわれます。