#033
院長 菅沼與明

私、院長菅沼與明は、3/21より3/26までアメリカ合衆国カリフォルニア州パサディナにて開催されたEdward H.Angle Society of orthodontists Southern California ComponentのThree Day Scientific meetingに出席し症例発表を行ってきました。私はEdward H.Angle SocietyのRegular Memberです。私の所属するSouthernCalifornia Componentでは、Memberは毎年2症例の症例発表が義務づけられています。

この発表を毎年行うことは、私自身の日常の矯正治療を振り返る良い機会にもなっていますし、私自身が患者さんに質の高い治療を提供するためのモチベーションになっていると考えています。
今回は私は叢生の著しい反対咬合の症例と、上顎前突の非抜歯治療の症例を発表いたしました。反対咬合の症例は非常に難しく苦労して治療した症例ですし、上顎前突の症例は治療開始のタイミングと患者の成長発育の見極めが難しかった症例でした。
毎年、発表された症例を審査員の先生が評価し、「Winner」(直訳すれば勝者ですが、優秀賞の様な感じでしょうか?)を発表するのですが、今回私は「Winner」に選ばれました。大変名誉なことで光栄に思っています。この栄誉は、いつも私の治療を支えてくれている私の診療室のスタッフがみんな協力し、患者さんの治療を進行しているチームワークの賜物と、スタッフ達に大変感謝しています。これにおごることなく、今後とも努力をしてゆきたいと思っています。

来年は、私が審査員の一人となって「Winner」を選出する役目になります。今から少し楽しみです。
さて、今回のmeetingのMainSpeakerはDr.R.G."Wick"Alexanderでした。2日目は、ほとんどの時間が彼の講演でした。彼は日本にも毎年来日し講演会をされています。非常に講演に慣れているので解りやすく人を引きつける講演をされていました。
「Stability(安定性)」と「Evidence」をテーマに、治療法についても講演されていました。矯正治療後20年経過した症例が非常に安定した咬合・歯列の状態を保っていたのが非常に印象的でした。
いつもこの学会に参加して思うことは、自分の英語力の無さです。やはり英語がしっかりと聞き取れて、理解でき、喋れる様に努力しなければならないとつくづく感じるとともに、日本の学校における英語教育ってどうなっているのかと感じます。
Angle Societyは矯正臨床医達が切磋琢磨し、自分の症例の評価を他のDr.から受けたり、日常臨床や研究発表の場であったり、著名な研究者や臨床医の講演を聴けたり(英語であるが)、と非常に私にとって研鑽の場になっています。私が学んだことを私の診療室に来院される多くの患者さんに還元できれば幸いです。