菅沼矯正歯科 HOME>トピックス
| 2011 |
2011年10月18日と19日に名古屋国際会議場で行われた第70回日本矯正歯科学会に参加してきました。
第70回日本矯正歯科学会大会&第4回国際会議
山崎 亜由
2011年10月18日と19日に名古屋国際会議場で行われた第70回日本矯正歯科学会に参加してきました。
シンポジウム1
「インターディシプリナリートリートメントにおける矯正歯科治療」
包括歯科臨床のなかでの歯牙移動 筒井 照子先生
矯正治療とは歯、歯列、顎骨の位置を変える(元に戻すこと)に他ならない。
崩された形を元に戻すとき、自然治癒や修復の限界を超えたとき、歯を動かすこと、歯列を動かすこと、顎骨が元に戻る手助けをすることが必要とされる。歯周、咬合は位置的な環境を整えてあげないと治療率は上がらない。つまり治癒できる環境をつくってあげればかならず治る。
インターディシプリナリー・マネージメント 山崎 長郎先生
・矯正治療と補綴治療の組み合わせ
補綴治療を必要とする症例と全く必要ない症例では、その複雑さに圧倒的な差がある。当然、矯正・補綴治療には長期間を要するうえ、矯正治療の前、治療中、そして終了後に一般治療も必須となる。治療目的を明確にし、治療ゴールのイメージを想定する。これら全体を矯正医と一般医の間に共通のコンセンスを確立しておく。こうして初めて精密な治療計画ができ、洗練された治療を行うことが出来る。
重度歯周炎と矯正治療 西堀 雅一先生
歯周炎は慢性歯周炎と侵襲性歯周炎の大別されている。
慢性歯周炎→プラークコントロールを行うことで歯周組織を長期にわたり維持することが出来る
侵襲性歯周炎→強い毒性を持つある種の細菌とそれらの細菌に対して、感受性の高い個体との間で発症すると考えられている。この歯周炎は、まだよくわかっていない。
※多くの場合、歯周炎のコントロールは可能である。
サテライトセミナー2
子供達の機能障害への対応 筒井 照子先生
若年者の口敵にかかわる3つの大敵
1、 軟食
2、態癖
3、歩くことが少なくなったこと
軟食によって下顎がL字→く字→し字になってきて正常な働きができない
顎関節症がふえるのでは?
態癖とは?
ほおづえなど・うつぶせ寝・日常の生活の中で無意識に行う癖
1日1時間くらい右に重心をおいていると、骨の改造運動はおこる
低反発枕はよくない。これによっていろいろな障害をうんでいる
態癖があると歯並びが治りにくくなってしまうので、態癖をさがすことが大切
1期治療の必要性とその効果 黒江 和斗先生
「不正咬合は発達異常である」この考えに立てば、発育期の不正咬合に伴う様々な症状は悪化の一途にあると考えることができます。したがって、発育期の不正咬合に対する治療は、できるだけ早く発育の異常を探し、正常な発育軌道に戻すほかなりません。
発育時の不正咬合に対するアプローチ
・上顎前突や反対咬合の原因→上顎の狭窄など・舌癖が多い
・舌癖→MFTをしっかりやる
・呼吸や姿勢の改善→腹式呼吸・片足立ちの練習
私の聞いた講演は難しくてあまり理解できませんでした。でも、スライドショーを見ていて、すごいなと思ったことがありました。矯正治療と補綴治療の組み合わせの発表をした山崎先生の症例です。ある患者さんの矯正治療が終わったときの写真と、その29年後に撮影した写真が全く変わっていなかったからです。咬合関係にも全く問題がなくて、こんなに長期にわたって歯列の安定ができるのだと思いました。















