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| 2011 |

2011年1月12日に豊橋歯科衛生士専門学校で歯科矯正学の講義をしてきました
2011年1月12日(水)の午前中に豊橋歯科衛生士専門学校で1年生の学生に歯科矯正学の講義をしてきました。
今年度から豊橋歯科衛生士専門学校は2年制から3年制に移行し、場所も豊橋市三ノ輪町から豊橋市中野町に移転しました。真新しくキレイで充実した施設で、勉強もはかどることでしょう。
私は例年同様に1年生の歯科矯正学の講義で「矯正治療の生物力学 ー 矯正力と歯の移動」そして、「矯正診断に関する知識」の項目に関して講義してきました。
どちらの項目も矯正歯科学においては重要な部分です。
特に「矯正治療の生物力学 ー 矯正力と歯の移動」は矯正歯科特有の用語や組織学的・生物学的な専門用語が沢山出てきて歯科衛生士専門学校の学生さんにとっては解りにくい部分です。なるべく解りやすいように説明をし、授業の最後に簡単な例題を解いていただきました。ほとんどの学生さんが例題に対して正解を導き出してくれたのでホッと一安心しました。
「矯正診断に関する知識」では症例も交えながら説明を行いました。矯正歯科治療における診査や検査、分析、診断の仕方に関して説明を行いました。特に頭部X線規格写真(セファロ)分析に関しては歯科衛生士専門学校の学生さんには難しいと思います。どのような目的で、どういった方法で撮影し、どのように矯正歯科診断に利用をしているのか?なぜ矯正歯科においてセファロ分析が重要なのかを理解してくれると良いと思います。
そして、歯科衛生士さんは矯正歯科医院で患者さんのむし歯予防と歯周病の予防はもちろんのことですが、装置使用に関しての説明や、患者さんのモチベーションを維持する励ましをしたりと私たちドクターと患者さんをつなぐ、そして患者さんの矯正歯科治療を成功に導く重要な役目を担っていることをお話ししました。
歯科の中でも予防歯科の要素が強い矯正歯科の分野を専門的に行っている矯正歯科専門医院は歯科衛生士さんが一番活躍できる現場ではないかと私は常々、思っています。しかしながら、菅沼矯正歯科には歯科衛生士の募集を出しても歯科衛生士さんがなかなか来てくれていません。現在も歯科衛生士不足に悩んでいる状況です。優秀な歯科衛生士さんの確保が急務となっています。
これまで豊橋歯科衛生士専門学校では矯正歯科専門医院での臨床自習を行ってこなかったために、矯正歯科医院で行う歯科衛生士の仕事が歯科衛生士専門学校の学生さんには十分に理解されなかったことが一因になっていると思います。3年制に移行したことで豊橋歯科衛生士専門学校の学生さんも今まで2年制の時代には行われていなかった矯正歯科専門医院での臨床実習が行われるそうです。来年には今年、講義を聴いて下さった1年生が2年生になってこのぐらいの時期に臨床自習に回ってくるようです。菅沼矯正歯科にも豊橋歯科衛生士専門学校の学生さんが臨床自習に来るようです。矯正歯科医院で働くことを希望する歯科衛生士さんが増えてくれると良いですね。

今回、私の歯科矯正学の講義を受けて下さった豊橋歯科衛生士専門学校の学生さんは、これからも歯科衛生士になるために沢山のことを学んでいく中で、矯正歯科に対して正しい知識を身につけて、歯科衛生士として患者さんの健康のために寄与してくれることを願っています。