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| 2007 |
2007年6月13日 愛知県名古屋市中区のマナハウスで開催された中日本矯正歯科医会の第121回例会に出席
2007年6月13日に愛知県名古屋市中区のマナハウスで開催された中日本矯正歯科医会の第121回例会に出席
2007年6月13日に愛知県名古屋市中区のマナハウスで開催された中日本矯正歯科医会の第121回例会に出席してきました。当日は診療を午後から河村先生にお任せして例会に参加しました。この春、顎変形症の矯正歯科治療に対する健康保険の解釈が変更になり、混乱が生じていることから、保険勉強会も開催されました。下記に例会のスケジュールと抄録を掲載します。
上顎前歯は唇側傾斜 下顎前歯は舌側傾斜
上下歯列は狭窄 Space不足 右下第一小臼歯欠如
下顎骨右偏位
治療方針
上下側方拡大 下顎前歯を唇側拡大にて歯列の調整を行い、外科手術にて下顎骨の後退と下顎骨右側偏位の修正を行う。
結果
下顎骨の後退によりA M B .0.9 に改善し、下顎骨の偏位も大きく軽減した。上顎前歯の唇側傾斜は大きな変化は無いが審美的にもほぼ満足のいく結果が得られた。予後5年後も大きな変化はない。
顎変形症の症例も50以上となり数多くの教訓も得てきた、顎変形症への注意、手術設計に関して合わせて報告を予定している。
主訴 下顎前突
既往歴など 特記事項なし
実際には5歳時より定期観察 先天的欠損が多く前歯部が萌出するまで待ちその後、下顎前突治療に入った。
【診断】
Angle III 級、先天的欠損 下顎 5445、上顎 3
【治療方針】
被蓋改善 リンガルアーチ
E E Cは抜歯せず、そのまま利用する。高齢なったら抜歯し補綴処置
高学年になり、必要ならマルチブラケットシステムにて咬合完成
【治療経過】
【考察】
被蓋改善はされたものの、E E が低位のままで咬合平面への位置づけが困難となり E E の抜歯とした。が、6の隣接が3となり、歯列弓の形態は不都合となり、咬合の不安定、正中部のズレが伴い、装置撤去後は偏位をきたすようになってくる。ゆえに外科処置にて、咬合の安定を図った。歯牙は、顎骨アーチの位置すべき位置に置くべきであると考える。これからのCT診断の利用で、このような症例には有意義と思われる。
2007年6月13日に愛知県名古屋市中区のマナハウスで開催された中日本矯正歯科医会の第121回例会に出席してきました。当日は診療を午後から河村先生にお任せして例会に参加しました。この春、顎変形症の矯正歯科治療に対する健康保険の解釈が変更になり、混乱が生じていることから、保険勉強会も開催されました。下記に例会のスケジュールと抄録を掲載します。
例会スケジュール
| 13:00~13:30 | 受付 |
| 13:00~14:00 | 理事会報告 |
| 14:00~15:00 | 会員発表 伊藤 真会員 |
| 15:00~15:20 | 休憩・症例閲覧 |
| 15:00~16:30 | 症例発表 梶原 忠嘉会員、志村 健会員、濱島 誠一郎会員 |
| 16:30~17:30 | 保険勉強会 |
会員発表
開院後経験した小児と成人の矯正治療例 伊藤 真 会員
症例発表
顎変形症 下顎前突( 外科手術併用) 梶原 忠嘉 会員
下顎骨が過大による下顎前突症 A N B .6.3上顎前歯は唇側傾斜 下顎前歯は舌側傾斜
上下歯列は狭窄 Space不足 右下第一小臼歯欠如
下顎骨右偏位
治療方針
上下側方拡大 下顎前歯を唇側拡大にて歯列の調整を行い、外科手術にて下顎骨の後退と下顎骨右側偏位の修正を行う。
結果
下顎骨の後退によりA M B .0.9 に改善し、下顎骨の偏位も大きく軽減した。上顎前歯の唇側傾斜は大きな変化は無いが審美的にもほぼ満足のいく結果が得られた。予後5年後も大きな変化はない。
顎変形症の症例も50以上となり数多くの教訓も得てきた、顎変形症への注意、手術設計に関して合わせて報告を予定している。
長期治療による多数歯欠損を伴う下顎前突症例 志村 健 会員
初診時 年齢 7才主訴 下顎前突
既往歴など 特記事項なし
実際には5歳時より定期観察 先天的欠損が多く前歯部が萌出するまで待ちその後、下顎前突治療に入った。
【診断】
Angle III 級、先天的欠損 下顎 5445、上顎 3
【治療方針】
被蓋改善 リンガルアーチ
E E Cは抜歯せず、そのまま利用する。高齢なったら抜歯し補綴処置
高学年になり、必要ならマルチブラケットシステムにて咬合完成
【治療経過】
| 8才 9才 10才 13才 17才 20才 21才 |
診断 上顎 側方拡大 被蓋改善 E E 抜歯 D B S 装着 D B S 撤去 外科処置 骨体離断を行なう 装置除去 |
【考察】
被蓋改善はされたものの、E E が低位のままで咬合平面への位置づけが困難となり E E の抜歯とした。が、6の隣接が3となり、歯列弓の形態は不都合となり、咬合の不安定、正中部のズレが伴い、装置撤去後は偏位をきたすようになってくる。ゆえに外科処置にて、咬合の安定を図った。歯牙は、顎骨アーチの位置すべき位置に置くべきであると考える。これからのCT診断の利用で、このような症例には有意義と思われる。
歯牙腫による上顎右側側切歯、犬歯の埋伏症例 濱島誠一朗 会員
患者は11才4ヶ月の女性で、上顎右側乳犬歯根尖部あたりの歯肉の腫れと後継永久歯の萌出の遅れを心配して、矯正相談に来院した。デンタルX-rayで、乳側切歯と乳犬歯の根尖部に歯牙腫の存在が確認され、これによって後継永久歯の萌出が妨げられたと考えた。抜歯ではなく、なるべく歯を助けてほしいとの患者からの希望もあり、治療方針として、上顎に牽引のアンカーのための舌側弧線装置を装着し、近隣の口腔外科に乳歯の抜歯、歯牙腫の摘出、側切歯と犬歯に牽引用フックの接着を依頼した。犬歯は本来の位置より遠心に存在していたが、萌出方向にはとくに問題はなかったため、6ヶ月ほどで歯冠部が露出したが、側切歯は鼻腔前鼻棘下方で、歯冠を近心に向けほぼ水平に埋伏しており、口腔外科の担当医から牽引用フックの接着が極めて困難であったとの報告をいただいた。この歯の牽引には約12ヶ月の期間を要したが、わずかに根尖の吸収があるものの、歯髄反応も正常で、保定開始から3年以上経過するが咬合は安定しており、今回報告させていただく。














