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| 2009 |

2009年3月20~22日 アメリカの矯正歯科の学会The Edward H. Angle Society Southern California Componentの3Days Meetingにおいて症例発表を行ってきました。
アメリカの矯正歯科の学会The Edward H. Angle Society Southern California Componentの3Days Meetingにおいて症例発表を行ってきました。
院長 菅沼與明

3月20日~22日にアメリカ合衆国ロサンゼルスのユニバーサルシティーで開催されるアメリカの矯正歯科の学会The Edward H. Angle SocietyのSouthern California Componentの3Days Meetingにおいて発表をしてきました。
昨年3月に、ビバリーヒルズで開催されたThe Edward H. Angle SocietyのSouthern California Componentの3Days Meetingで発表した症例がCase Winnerを受賞したたため、今年はその症例に関して口頭発表してきました。

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私の下手な英語が、アメリカ人のメンバーの方に通じたか心配でしたが、発表終了後には「グッド プレゼンテーション」とか「ビューティフル ケース」といった声をメンバーの先生達が掛けてくださり「ホッ~」としました。

ただ、少々残念だったことは終了時間が迫っており残り時間が短く、準備した2症例の内、1症例のみの発表になったこと。また、プロジェクターとこちらから持参したパソコンとの関係か背景がこちらで試写した時より暗く、読み取りにくい部分があったことです。

私の仕事と飛行機の関係から、発表の2時間ほど前に会場に到着して、試写する時間が無かったことが少々悔やまれます。
今後このような機会があったときの教訓にしたいと思います。 日本からアメリカへの移動の飛行機の中から、緊張や発表の練習で一睡も出来なかったので、発表後の夜はディナーで飲んだ2杯のワインだけで朝までぐっすりと10時間眠りました。準備とプレッシャーから解放されて心地よい疲れでした。

Angle Societyでは2名のアメリカの著名な矯正歯科医の講演も聴いてきました。
21日はDr.Peter Wing Hong Nganが"Effective Maxillary Protraction for Class III Patient"と題した反対咬合患者に対しての上顎前方牽引に関しての治療を報告しておりました。Dr.Peter Wing Hong Nganは香港出身の中国系の方ですがWest Virginia Unitersity,School of Dentistry(ウエストバージニア大学歯学部)Depatment of Orthodontics(歯科矯正学講座)のProfessor and Chairman(主任教授)をされています。成長期の反対咬合の患者に上顎急速拡大装置と上顎前方牽引装置(フェイシャルマスク)を使って上顎が Point Aで5mmも前方に出てきている症例を見せて頂きました。また、TADやミニプレートインプラントとフェーシャルマスクを使用した治療の症例などを見せて頂きました。そして分析から将来、顎骨の外科的手術が必要となる割合に関しての公式に関して紹介していました。
非常に興味深く、ためになる講演でした。

22 日はDr. Timothy J. Tremontが"Treatment Goal and Precision in Orthognathic Surgery"と題し、矯正治療のゴールに関して、特に外科的なアプローチを行う際の治療ゴールが顔の審美性にあることを講演されました。Dr. Timothy J. Tremontはペンシルバニアのホワイトオークで開業されていますが同時にWest Virginia Unitersity,School of Dentistry(ウエストバージニア大学歯学部)Depatment of Orthodontics(歯科矯正学講座)のClinical Assistant Professor(臨床准教授)をされています。
外科的手術における上顎の位置決めの前後的、垂直的位置決めと、咬合平面と決定の仕方に関して詳しく講演されていました。アメリカでは機能より審美のことを強調される先生が多いように感じていましたが、けっして機能をおろそかにしている訳ではなく、それ以上に細かな審美的なことを追求していることが伺えました。

お二人の講演とも非常に臨床的で参考になることを多く聞くことが出来ました。
これからの菅沼矯正歯科での治療にも取り入れられることを取り入れていきたいと思います。

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折しも、ロサンゼルスでは'09ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝ラウンド開催されていました。私が成田国際空港からアメリカのロサンゼルスにフライトする日はWBCのセカンドラウンド1位決定戦を韓国代表と戦い、日本が勝利しました。私は前日から宿泊していたヒルトン成田でこの試合を見てから空港に行きました。当然、考えることは「ロスのドジャー・スタジアムで行われるアメリカ合衆国と侍ジャパンとの準決勝を見たい!」と言うことでした。
空港でインターネットを調べたり電話したりして、もしかしたら22日(日)の侍ジャパンVSアメリカ合衆国代表との準決勝の試合のチケットが確保出来そうだと言うことが解りました。手配を依頼し、飛行機に飛び乗りました 。

22 日の講演終了後に、一緒にThe Edward H. Angle SocietySouthern California Componentの3Days Meetingに参加した東京都世田谷区桜新町でつちや矯正歯科を開業している土屋先生と共にタクシーでドジャー・スタジアムまで行きました。タクシーの運転手は「シーズン前なのにドジャー・スタジアムで何があるんだ?」といった口ぶりでWBCのことは知らない様子でした。
ドジャー・スタジアムに到着後にチケットブースで予約番号とパスポート、クレジットカードを提示しチケットをスムーズに受け取りました。まずはWBCグッズを売っている売店へ行き、応援用に侍ジャパンのユニフォームと「日の丸」を長蛇の列に並んで購入し、スタジアム内に……。席を探して席に着くと周りには日本人の方が多くいました。そして緑の芝にカリフォルニアの青い空、ちょっと肌寒さはありますが、「やはりベースボールは、こうでなくちゃ~」と思う環境です。

オープニングセレモニーの後に試合開始、松坂大輔投手がマウンドに登りましたが、いきなりの先頭打者ホームランでアメリカに先制されていました。しかしながら、侍ジャパンは中盤に連打で大逆転。その後は松坂の粘り強い投球と、杉内、馬原、田中マー君、ダルビシュのリレー、そして8回に2点差に迫られると、しぶとく単打で繋ぐバッティングとアメリカの守備のミスにつけ込んでだめ押し点を重ね勝利を呼び寄せました。おまけに不振のイチローにもヒットが出て、日本のスモールベースボールがメジャーリーグのホームランに頼るベースボールに対して完全なる勝利でした 。

スタンドで私たちはチャンスでの連打での得点、ピンチを切り抜けた場面では、応援していた周りの見ず知らずの日本人と大喜びし、ハイタッチや原監督が行う「グータッチ?」を何度も交わし、喜びを分かち合いました。それを見ていたアメリカ人達があきらめ顔で席を後にする姿を見ながら、日本人であることを誇らしく思いました。
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンゼルスのアメリカのメジャリーグベースボールの代表的な球場「ドジャー・スタジアム」と言う完全なるアウェーででアメリカ合衆国代表と戦って勝利した侍ジャパンのナインの戦いぶりに感動しました。

今回の歴史に残る戦いを偶然にも生で体験出来たことを嬉しく思います。
100年に1度の経済危機と叫ばれ、景気の落ち込みなど暗いニュースが多い最近の日本に、明るく勇気を与えてくれるニュースを実際に見ることが出来て取っても素晴らしい体験をしました。

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最後に今回の渡米では帰国の際にトラブルに巻き込まれました。
23日(月)早朝に成田国際空港で発生したフェデラル・エクスプレス社の貨物機事故に伴い滑走路が閉鎖されたために、帰国便器材が到着せず欠航になりました。
ロスアンゼルス国際空港のJA受付カウンターに並び、代わりの便でどうにか、なるべく早く日本まで帰国する方法を交渉しました。
その結果、アシアナ航空で韓国仁川(インチョン)国際空港まで行き、仁川で1泊して、翌日25日(水)に、仁川(インチョン)国際空港から中部国際空港 (セントレア)に飛ぶという行程でした。仁川(インチョン)国際空港から中部国際空港(セントレア)は大韓航空への振り替えでした。
25日は小学校の春休み初日で患者さんが朝から夕方まで一杯の状況でした。受付スタッフから一人一人の患者さんに電話連絡し、事情説明して予約日時や時間を変更して頂きました。
携帯電話1本でアメリカからでも韓国からでも日本に連絡出来る便利な時代になったことは感謝するべきですね。

25日(水)の午後2時39分に中部国際空港(セントレア)に無事まで到着することが出来ました。そして、大急ぎで豊橋まで名鉄で移動し、診療をしました。
時間や日時を変更して頂いた患者さんには大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
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