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| 2008 |
2008年10月14・15日 第36回 日本臨床矯正歯科医会大会に参加して
10月14、15日に日本臨床矯正歯科医会大会に参加してきました。
特別講演では「矯正と歯周」というテーマで2人の先生が講演されました。
「歯周薬物療法を用いた成人矯正へのアプローチ」
鶴見大学歯学部第二歯科保存学教室 准教授 五味一博先生
現在の一般的な歯周治療は、レントゲン検査、歯周ポケット検査、ブラッシング指導、歯石除去(スケーリング)、PMTC、歯周外科治療、と機械的に歯石除去することを主体にした治療です。しかし、歯周病は細菌感染症であるという観点から考えると、細菌叢、細菌量のコントロールが重要であるということで、抗菌剤を用いた薬物療法を臨床応用するという報告でした。機械的歯石除去と内服抗菌薬の併用により、短期間に歯周病関連細菌を口腔内から排除し、健康な細菌叢を獲得することにより、歯周外科適応が減少し、さらに長期にわたり安定した歯周組織を保つことができる。今の保険制度では歯周治療に限界がありますが、 QOL向上のために今後の制度改正を期待したいものです。
「歯周病的観点からみた成人矯正」
浦野 智先生
近年、歯科治療の中でも審美的要求は高まり、成人に対する矯正治療は増加傾向にある。しかし歯を動かす原理は子供も大人も同じであるが、歯をとりまく歯周組織においては異なる点が多々あり、それが最終的な審美性に大きく影響を及ぼす。歯周病学的、矯正学的観点から適切な診断、治療が行われなければ、美しく健康な口腔を得ることはできない。そこで、矯正治療に伴い、歯周治療、歯周外科手術を行い、さらに必要な部位に再生療法を応用し骨移植を行うことにより、失われた歯周組織を再生し、将来的にも安定した口腔を維持することが可能となる。
また、歯周病に伴う歯肉退縮による審美障害に対しても、歯周外科手術時に切開を工夫することで対応しているそうです。さらに、症例によっては矯正治療期間の短縮につながる場合もあるということで、とても有益な治療といえます。しかし外科的侵襲が大きいため、口腔内状態、将来的な予測、患者さんの要望などふまえて慎重に取り入れていく必要があるが、適確な診断により患者さんにとって満足度の高い治療法となるのではないかと思われます。
特別講演では「矯正と歯周」というテーマで2人の先生が講演されました。
「歯周薬物療法を用いた成人矯正へのアプローチ」
鶴見大学歯学部第二歯科保存学教室 准教授 五味一博先生
現在の一般的な歯周治療は、レントゲン検査、歯周ポケット検査、ブラッシング指導、歯石除去(スケーリング)、PMTC、歯周外科治療、と機械的に歯石除去することを主体にした治療です。しかし、歯周病は細菌感染症であるという観点から考えると、細菌叢、細菌量のコントロールが重要であるということで、抗菌剤を用いた薬物療法を臨床応用するという報告でした。機械的歯石除去と内服抗菌薬の併用により、短期間に歯周病関連細菌を口腔内から排除し、健康な細菌叢を獲得することにより、歯周外科適応が減少し、さらに長期にわたり安定した歯周組織を保つことができる。今の保険制度では歯周治療に限界がありますが、 QOL向上のために今後の制度改正を期待したいものです。
「歯周病的観点からみた成人矯正」
浦野 智先生
近年、歯科治療の中でも審美的要求は高まり、成人に対する矯正治療は増加傾向にある。しかし歯を動かす原理は子供も大人も同じであるが、歯をとりまく歯周組織においては異なる点が多々あり、それが最終的な審美性に大きく影響を及ぼす。歯周病学的、矯正学的観点から適切な診断、治療が行われなければ、美しく健康な口腔を得ることはできない。そこで、矯正治療に伴い、歯周治療、歯周外科手術を行い、さらに必要な部位に再生療法を応用し骨移植を行うことにより、失われた歯周組織を再生し、将来的にも安定した口腔を維持することが可能となる。
また、歯周病に伴う歯肉退縮による審美障害に対しても、歯周外科手術時に切開を工夫することで対応しているそうです。さらに、症例によっては矯正治療期間の短縮につながる場合もあるということで、とても有益な治療といえます。しかし外科的侵襲が大きいため、口腔内状態、将来的な予測、患者さんの要望などふまえて慎重に取り入れていく必要があるが、適確な診断により患者さんにとって満足度の高い治療法となるのではないかと思われます。















