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矯正の流れ

矯正の流れ 初診 経過観察 検査 診断 予防処置 ブラッシング指導 手術前矯正治療 外科手術 手術後矯正治療 第1動的矯正治療 経過観察 再検査 再診断 保定観察 予後観察

初診

当院では、歯並び・咬み合わせ・咀嚼・顎関節症・顔つき・スマイル・口元・発音などに関する悩みに対して相談に応じています。
初診相談の際には、患者様の抱えている悩みに対して必要な問診・視診・触診をさせて頂いた後で矯正歯科専門医の立場からアドバイスさせて頂きます。
患者さんのご説明にはビデオ映像やコンピュータを駆使し、現在の状態や、今後予想される状態を出来る限りご理解しやすいよう工夫をしております。その上で、

1.治療開始時期の判断についてのご説明 2.フローチャートを利用して治療の流れのご説明 3.患者さんと類似した矯正治療症例の治療例を提示し、解説 4.経験的な判断に基づいて治療で使用する装置についてご説明 5.おおよその治療期間のご説明 6.かかる治療費やお支払い方法などについてご説明 7. 検査の内容をご説明

などを行います。
ご自宅にお帰りになってからもご家族でご検討が可能なように、患者さんのお口やお顔の写真、矯正歯科治療に関する各種パンフレットや書籍などをお渡しすることにより、矯正歯科治療に関する情報を提供致しております。
なお、初診相談ではわからない事などについては、お気軽に納得がゆくまで説明を受けて下さい。
矯正歯科治療に対してきちんと説明し、情報を提供することが私たちの使命であると考えています。

また、初診相談は、患者さんにとって悩みを解決するばかりでなく、医院の施設や雰囲気、院長をはじめとする医院スタッフを観ていただく良い機会となります。
なぜならば、矯正歯科治療は年単位となる長期の治療期間を必要とします。従って、患者さんと医院スタッフとのおつき合いも年単位となります。矯正歯科治療の間、良好なおつき合いが可能かどうかを判断していただくための良い機会であると、私たちは考えています。

経過観察

■経過観察[第1期動的矯正歯科治療(混合歯列期の治療)から第2期動的歯科治療(永久歯列期の治療)に移行する間]

第1期矯正歯科治療で、上下顎の骨格的ズレが大きな不正咬 合や、舌癖などの悪習癖の改善、上下顎歯列の拡大などの治療目標を達成したところで、その後は永久歯への交換がスムーズに行われ、上下顎のバランス良い成 長が行われていることを確認していくために、永久歯列完成期まで経過観察に移行致します。また、骨格的に問題のあった患者さんにはある程度成長が終了する まで経過観察を継続する場合もあります。この時期には、改善した状態を安定させていくために夜間のみに装置を使用していただく場合もあります。来院間隔は ほぼ3~4ヶ月に1回となります。
また、定期的に経過観察を行うことにより、来院の際には虫歯や歯周病を予防するために口腔衛生環境を整える指導と、PMTC(クリーニング)やディブライトメント(歯肉縁下のクリーニング)、フッ素塗布などのプロフェッショナルケアを行い健康な歯を守っていきます。

第2期矯正歯科治療は、患者さん個々の成長や、歯の交換など患者さん個人個人で年齢や時期が異なります。また、矯正歯科治療以外の優先されたい受験や進学、学業、課外活動などの環境的な事項も患者さんご本人や、ご父兄とご相談して時期を判断し治療を移行させていただきます。

検査

検査とは、治療方針を決定するために必要な情報を集め、その情報を解析することです。
治療方針を決定するにあたり非常に重要な検査ですので、当院では、完全予約制にて1時間30分ほど検査にお時間をいただいております。
検査には基本検査と特殊検査(必要に応じて追加される検査)があります。

基本検査の項目
  • 問診
  • 口腔内一般診査
  • 矯正治療学的検査

顔面写真・口腔内写真
口腔内印象採得、咬合採得(CO Bite,CR Bite)、フェースボートランスファー
口腔内マウント模型
レントゲン検査[オルソパントモ、頭部X線規格写真(セファロ側貌・正貌)、
顎関節パノラマX線写真、デンタルX線写真]
模型分析
頭部X線規格写真の分析
ブラッシング検査
カリエスリスク検査

特殊検査の項目
  • 歯の移動予測模型(どのように歯を動かすべきかを検討するための模型)
  • 特殊レントゲン撮影検査
  • 顎運動検査

資料を詳しく分析し治療方針を決めます。この結果については、約1週間ほど後の診断の際に、お話しさせていただきます。

診断

診断では治 療対象となる不正咬合について、検査で集めた情報をコンピュータを駆使して解析し、現在の状態を詳しくご説明させていただきます。また、それに対して立案 した矯正歯科治療計画についてご説明致します。治療に関してはコンピュータの画像を見ていただきながら、使用する装置や治療後の予測などについて解りやす く説明致します。さらに予想される治療期間や矯正治療に伴う諸費用についてご説明します。
また、疑問点などにつきましては、ご質問いただき、それに対してお答えさせていただきます。ご説明には約30分程度の時間が必要です。
最終的に、患者さんご本人かまたは保護者の方と治療方針について合意が得られるまで充分にお話し合いをしてゆきます。納得していただいた上で治療に入っていきます。

同時にこの日、カリエスリスクテストを行い、ブラッシングを中心とした、虫歯や歯周病の予防のための指導を行います。
診断のご説明に約30分程度と、カリエスリスクテスト、ブラッシング・予防指導に約1時間、併せて1時間30分ほどの予約時間が必要です。基本的に予約は火曜日の午前中にお願いしておりますが、どうしても時間が取れない場合には、「診断のご説明」と「カリエスリスクテスト、ブラッシング・予防指導」を別に2回に予約を分けて行うことにより、「診断のご説明」を日曜日に行うことが可能です。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

ブラッシング指導・予防処置

当院では、矯正歯科治療をスタートする前に、口腔内の環境と生活習慣を基に、カリエスリスクテストを行い、その結果を判定し、それぞれの患者さんにあった「ムシ歯」や「歯周病」の予防を実践していきます。

予防については色々な選択肢を御提示し、希望のある患者さんには予防方法として歯の溝を埋めるシーラント処置や定期的なフッ素塗布を行います。
ブラッシング習慣が身に付き、ご自身でのホームケアーが確実に行えるようになってから治療を開始致します。
そして、装置の装着前から装着後では口腔内環境は変化しますので、その都度ブラッシングの指導を行い矯正歯科治療がスムーズに行えるように環境を整えていきます。

また、来院時にはお口の中の状態を確認して、ブラッシングが難しい所は再度ブラッシング方法の説明をさせていただいたり、PMTC(機械を用いた歯のク リーニング)やディブライトメント、定期的なフッ素塗布を行います。動的矯正治療が終了し、矯正装置がはずれて保定期間に移行してからは、将来に渡って、 健康な歯を維持できるようにホームケアとして、フロスの使用方法などについて指導をさせていただき、引き続き「ムシ歯」や「歯周病」の予防をさせて頂きます。

矯正歯科治療を気持ちよくスムーズに行っていくために、ブラッシングは大切な事の一つです。また、歯の健康を維持してゆくために予防の第一歩です。

ブラッシングの必要性や予防の必要性などを解りやすく伝えることができたら

・・・とスタッフ一同努力しております。

手術前矯正歯科治療

診断の結果、上 下顎骨の3次元的偏位(前後的・左右的・垂直的偏位)が矯正歯科治療単独では充分な治療効果が得られないと判断された場合には、矯正歯科治療と口腔外科に おいて外科手術とを併用した外科的矯正治療法が選択されます。もちろん、患者さんへの十分なご説明を差し上げ、患者さんが納得された上で、治療を開始する ことになります。

顎骨の外科手術につきましては、当院では、顎変形症の外科的矯正治療では日本でも有数の実績と症例数を誇っている東京歯科大学口腔外科や、その関連病院の 先生と緊密な連携を取り、治療を進めさせていただきます。もちろん治療開始前には、担当の先生にご紹介申し上げ、受診していただき、事前の診査や検査、顎 骨の外科手術に関するご説明をお受けいただく機会を設けております。

手術前矯正歯科治療は顎骨の外科手術前に手術によって顎骨を動かした際に上下の歯がかみ合う位置まで歯を移動しておく矯正歯科治療のことです。
尚、手術を行いたい時期に希望がある場合には、手術前矯正歯科治療には余裕を持って、治療を開始する必要があります。

外科手術(顎骨の外科的手術)

顎変形症における顎骨の外科手術については 手術を担当する先生と検査データを共有し検討した上で、手術方法などについて綿密な打ち合わせを行います。当院では、顎変形症の外科的矯正治療では日本で も有数の実績と症例数を誇っている東京歯科大学口腔外科や、その関連病院の先生にご依頼申し上げておりますので、ご安心してお受けになれます。
また通常、入院期間は、10日から15日程度が多いようです。手術・入院費用につきましては、保険適応を受けられます。

「顎口腔機能診断施設」の認可を受けた矯正歯科医院では、手術前矯正歯科治療と手術後矯正歯科治療も保険適応を受けられますが、当院は現在のところ「顎口腔機能診断施設」ではありませんので、自費治療となります。

手術時期は、通常、顎の成長期には手術は行いません。それは手術後に成長により上下顎のバランスが悪くなることを回避するためです。手術は顎の成長が終了してから行いますので、およそ男性で18歳、女性で16歳以降が、一般的です。
10日から15日程度の入院が必要になりますので、学業や仕事、進学や就職など、お休みが可能な余裕のある時期に行えるように、ライフプランを考慮されて上での計画性が必要になってきます。

手術後矯正治療

連携病院で行われた顎骨の外科的手術後に行 われる矯正歯科治療のことです。手術によって移動した骨は、治癒機転の段階で安定するまでの間、顎骨に付着した筋肉の影響などにより、わずかに元の位置へ戻ろうとします。

この現象を矯正歯科治療によってコントロールを行いさらに咬合の緊密化を行います。通常、外科手術後、6ヶ月から1年程度行うことが一般的です。その間に手術後の顎骨の位置関係を安定させていきます。

第1期動的矯正歯科治療

■第1期動的矯正歯科治療(混合歯列期の治療)

乳歯と永久歯が混ざった時期の矯正歯科治療のことです。
上下顎の骨格的ズレが大きな不正咬合や、放っておくと顎の成長や運動に悪影響を及ぼす可能性のある不正咬合、舌癖などの悪習癖が原因となっている不正咬合、顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪く、将来歯が全部並びきらない可能性があるがこの時期に歯列を拡大することで抜歯治療になることを避けられ非抜 歯で治療が可能になる場合などが治療の対象となります。

当院における、この時期の矯正歯科治療の基本的な考え方は、上下の骨格の前後的、垂直的、左右的ズレのある患者さんに対して、顎の成長を利用できるこの時 期に成長を抑制したり、促進したりすることで骨格のズレを改善し、その後の上下顎のバランス良い成長を促します。また、矯正歯科治療後の予後の安定にも関 わってくる悪習癖を改善する指導と治療を行っております。さらに、顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合には歯列を拡大することで、なるべく第2期 動的矯正歯科治療(永久歯列期の治療)で非抜歯治療が可能になるように目標設定をして治療を行っております。

この時期には、患者さんの口腔清掃状態も十分ではないことがありますので、装置については出来るだけ取り外しの可能な装置を選択し、食事の時や、ブラッシ ング時、運動する時、学校での授業中などにもはずすことが出来るようにしています。治療を効率良く進めるためには装置の使用には、スタッフの指示に従って お使いいただくようになります。

また、虫歯や歯周病を予防するために口腔衛生環境を整える指導と、PMTC(クリーニング)やディブライトメント(歯肉縁下のクリーニング)、フッ素塗布 などのプロフェッショナルケアを行い、健康な歯で一生生活できるよう、ホームケアの習慣を身につけていただきます。このプロフェッショナルケアと指導は、 第1期動的矯正歯科治療(混合歯列期の治療)から第2期動的矯正歯科治療(永久歯列期の治療)の間にも、継続して行われます。

経過観察

■経過観察[第1期動的矯正歯科治療(混合歯列期の治療)から第2期動的歯科治療(永久歯列期の治療)に移行する間]

第1期矯正歯科治療で、上下顎の骨格的ズレが大きな不正咬合や、舌癖などの悪習癖の改善、上下顎歯列の拡大などの治療目標を達成したところで、その後は永 久歯への交換がスムーズに行われ、上下顎のバランス良い成長が行われていることを確認していくために、永久歯列完成期まで経過観察に移行致します。また、 骨格的に問題のあった患者さんにはある程度成長が終了するまで経過観察を継続する場合もあります。この時期には、改善した状態を安定させていくために夜間 のみに装置を使用していただく場合もあります。来院間隔はほぼ3~4ヶ月に1回となります。

また、定期的に経過観察を行うことにより、来院の際には虫歯や歯周病を予防するために口腔衛生環境を整える指導と、PMTC(クリーニング)やディブライトメント(歯肉縁下のクリーニング)、フッ素塗布などのプロフェッショナルケアを行い健康な歯を守っていきます。

第2期矯正歯科治療は、患者さん個々の成長や、歯の交換など患者さん個人個人で年齢や時期が異なります。また、矯正歯科治療以外の優先されたい受験や進 学、学業、課外活動などの環境的な事項も患者さんご本人や、ご父兄とご相談して時期を判断し治療を移行させていただきます。

再検査

再検査とは、第1期動的治療を再評価し、永 久歯咬合をどのようにしていくかを検討し、第2期動的矯正治療の治療方針を決定するために必要な情報を集め、その情報を解析することです。

第2期矯正歯科 治療に移行する時期は、患者さん個々の成長や、歯の交換など個人個人で異なります。また、矯正歯科治療以外の優先されたい受験や進学、学業、課外活動など の環境的な事項も患者さんご本人や、ご父兄とご相談して時期を判断致し、再検査をさせていただきます。

治療方針を決定するにあたり非常に重要な検査ですので、当院では、完全予約制にて1時間30分ほど検査にお時間をいただいております。

再診断

再診断では第1期矯正歯科治療から経過観察 における治療経過と成果について、当院で蓄積した記録・情報をコンピュータを駆使してご説明いたします。また、今後の第2期矯正歯科治療や保定観察に関し ての治療計画を立案し、その内容を説明します。治療に関してはコンピュータの画像を見ていただきながら使用する装置や治療後の予測などに関して解りやすく 説明致します。さらに予想される治療期間などについてご説明します。

最終的には患者さんご本人かまたは保護者の方と治療方針について合意が得られるまで充分にお話し合いをしてゆきます。納得していただいた上で治療に入って いきます。また、疑問点などにつきましては、ご質問いただき、それに対してお答えさせていただきます。ご説明には約30分程度の時間が必要です。

診断と同様、この日同時に再度カリエスリスクテストを行い、ブラッシングを中心とした、虫歯や歯周病の予防のための指導を行います。
診断のご説明に約30分程度と、カリエスリスクテスト、ブラッシング・予防指導に約1時間、併せて1時間30分ほどの予約時間が必要です。基本的に予約は 火曜日の午前中にお願いしておりますが、どうしても時間が取れない場合には、「診断のご説明」と「カリエスリスクテスト、ブラッシング・予防指導」を別に 2回に予約を分けて行うことにより、「診断のご説明」を日曜日に行うことが可能です。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

保定観察

動的矯正歯科治療によって、綺麗に整った歯並 びになり、きっちりと咬むようになったばかりの歯は、まだその周りの骨や歯茎が不安定で、その位置でしっかりと骨が支えられていませんし、歯茎の中を複雑 に走行している靱帯によって元の位置へ戻ろうとします。動的矯正歯科治療の後には必ずリテーナー(保定装置)を使用して治療によって得られた咬合を安定さ せなければなりません。

この期間を保定観察期間と呼び、動的矯正歯科治療期間同様とても重要な時期です。リテーナー(保定装置)をきちんと指示されたよう に使用していないと最悪の場合それまでの治療が無駄になってしまいます。この保定観察期間は通常2~3年で、来院間隔は3~4ヶ月に1度になります。

予後観察

保定観察終了の後、患者さんとの話し合いに よっては継続的に半年から1年に1度の間隔で来院していただき、咬み合わせの状態をチェックさせていただきます。その際には、虫歯や歯周病の有無など口の 中の健康状態についてもチェックさせていただき、そのような状態が発見された場合には、適切な医療機関に治療をしていただけるようご紹介させていただきます。

また、PMTC(クリーニング)やディブライトメント(歯肉縁下のクリーニング)などの予防処置も併せて行い、「一生綺麗な歯並びで、自分の健康な歯 で生活できるよう」協力させていただきます。