開咬【かいこう】
開咬(かいこう)とは、歯をかみしめても一部の歯が咬み合わさることができないため、上下に隙間があいてしまう症状です。食べ物をかみ切れないかったり、発音が不明瞭になるだけでなく、顎関節へ負担がかかる上、下顎が正常に発育できなくなる原因となるおそれもあります。開咬の治療は、治療開始の年齢が早いほど直る確立は高く、治療後も安定しやすく成ります。  




ほとんどの歯牙が上下で噛みあわず、発音や咀嚼障害があり外科矯正により機能障害を改善した症例

食べる機能にも当然問題がありますが、特に発音に障害があり、言葉が不明瞭で性格も内向的。



歯の大きさと顎の大きさの差の程度によって治療方法が異なります。

1. 程度の軽い場合は非抜歯治療が可能。これには歯列の側方拡大、前歯の前方移動、後方歯の後方移動によって治療します。非抜歯治療では、親知らず(第三大臼歯)を抜歯する。第二大臼歯を抜歯してその代わりに親知らずを利用する方法もあります。

2. 中程度の場合は第二小臼歯を抜歯して、大臼歯の前方移動を大きくし、前歯の後方移動を少なくする方法がとられます。

3. 高度の場合は第一小臼歯を抜歯して前歯の後方移動を大きくする方法がとられます。小臼歯抜歯で不足の時はさらに第一大臼歯を抜歯する場合もあります。

4. この症例では上下左右第一小臼歯を抜歯(4本)による、抜歯治療を行いました。

治療期間
歯の移動 : 16ヶ月