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2014年2月12日・13日に仙台国際センターで開催された第41回 日本臨床矯正歯科医会大会に参加してきました。その模様をレポートします。

今回の東北大会のテーマは「社会とより深く関わる矯正歯科治療を目指して」と題して杜の都・東北仙台で開催されました。数日前に降った大雪がまだ残る仙台に到着したのは前日、11日の建国記念日の祝日の午後です。仙台駅からホテルまで歩くのも雪で大変でした。
その日は夕方から仙台国際センターで会場の大会運営委員委員会が開催されました。来年2015年2月には第42回日本臨床矯正歯科医会大会名古屋大会が開催されますが、その大会長を任された関係で大会運営委員会にもここ何回か例会・総会の度に出席させて頂いています。参加するたびに大会運営を支えて頂いている委員の先生たちのご苦労が解り、感謝の念が強くなります。

会議後は大学時代の同級生で仙台に在住している友人と食事をしました。Facebookで友達になっているのですが、二人でゆっくりと会って話しをするのは20年ぶり位でした。お互いに沢山の仕事を抱えながら、患者さんや家族のために仕事をしている事に共感し、楽しい食事会をしました。

大会は開会式の曽矢猛美大会長の挨拶の後、臨床セミナー1「展示された症例から学ぶ その1」「矯正歯科治療における抜歯・非抜歯に関する会員アンケートと展示され症例の解析結果の比較」と題した講演からスタートしました。
そして、会員発表(アンコール賞受賞発表)「外科的矯正治療を行った重度歯周病を伴う上顎前突症例」吉川仁育会員(近畿北陸支部)「側切歯先天欠如伴う顎裂に下顎切歯を移植した唇顎口蓋裂症例の咬合評価」石渡靖夫(神奈川支部)「歯の移植を適応した唇顎裂症例」府川俊彦(神奈川支部) 参加頂いた関係業者による器材説明ランチョンセミナーが開催されました。

ランチョンセミナー後には第9回ブレーススマイルコンテスト表彰式が行われました。
今年のブレーススマイルコンテストのテーマは「希望あふれる笑顔」でしたが、幅広い年齢層から沢山の作品のご応募を頂き、その中から最優秀賞や優秀賞、そして東北大会賞が表彰されました。例年楽しみな表彰式ですが、今年も「希望あふれる笑顔」に出会えた素晴らしい表彰式でした。





1日の最後は招待講演2題でした。 招待講演1は「Orthodontic treatment of abidentoalveolar protrusion with normally nclined upper incisors, using lever-arm and micro-implant (LA-MI) system』と題した韓国のDr.Ryoon-Ki Hongがされました。
そして、招待講演2は「The management of an anterior ankylosed tooth in Orthodontic Treatment」と題した台湾のdr.Wen-Ken Taiがスピーカーでした。

その他、1日目にはスタッフプログラムが1日中充実して組まれ、スタッフプログラム1「矯正歯科医療現場に効果的な"対人魅力&コミュニケーション”の手法と実践」晴香葉子(作家・心理カウンセラー・コミュニケーション学研究者)やスタッフプログラム2として4つの診療室からスタッフが講演されたそうです。
「多様化する患者へのMFT]」奥村智永子(医療法人日進会 名古屋矯正歯科診療所)
「当院で行っている態癖ならびに口腔周囲の悪習癖改善への取り組みについて」岡崎綾子(小川矯正歯科)
「当院における予防プログラムの取り組み」加藤菜穂子、鈴木遥(山内歯科・矯正歯科)
「クリニックのコミュニティ機能向上について ー患者さんの満足度向上のためにー」木山奈那(いなげ矯正歯科医院)
スタッフランチョンセミナーも開催され、スタッフ向けの業者からの発表が行われたようです。
午後からはスタッフプログラム3として「福島に生きる 福島を生きる」と題した詩人の和合亮一さんの講演が開催されました。スタッフプログラムもとても充実していました。

その後、場所を仙台国際ホテルに移し懇親会が開催されました。懇親会では最初のアトラクションに趣向を凝らされ、障害をお持ちの方のご家族での演奏が披露されました。とても感動的で素晴らしい演奏に心が洗われました。来賓のご挨拶の後に乾杯が行われ食事のスタートです。仙台名物の牛タン焼きや東北の日本酒を頂きましたが、私は存分には楽しませんでした。 それは、私が懇親会の後半に次年度の第42回 名古屋大会のご案内をしなければならなかったので、少々緊張気味でした。無事ご案内を終了すると懇親会は終了の時間になってしまったのであまり飲めませんでした。







その後、2次会では名古屋大会に関しての打ち合わせをし、3次会では広報委員会に、そして4次会で医療管理委員会と渉外委員会に顔を出し次期大会長としてお世話になる事を挨拶してきました。

2日目は朝から臨床セミナー2『会員診療所における永久歯先天性欠如の実態調査とその臨床』と題したセミナーが開催されました。まずはじめに『会員診療所における先天性欠如歯を有する患者の実態調査」安野松王(東北支部)がアンケート調査報告をされました。
その後、日本歯科大学生命歯学部歯科矯正学講座 新井一仁教授による「永久歯先天性欠如の不思議」について講演頂きました。

そして、「永久歯先天欠如を伴う症例の矯正歯科治療」と題して2症例の矯正治験例を発表されました。 その後、大会長招待講演が開催され、東北大学東北メディカル・メガバンク地域口腔健康科学分野教授の坪井明人先生から「大規模災害時の歯科医師の役割 ー東日本大震災を経験してー」と題した講演がありました。東日本大震災の時、歯科医師チームが避難所においてどのような活動ををしたのか、東南海地震の危機が伝えられる昨今、私たち歯科医師はどのようにいざという時に適切に対処するべく、どのような日頃からの心構えが必要なのか考えさせられる講演でした。

その後はこの日も商社によるランチョンセミナーが開催されました。
そして、総会と会員協議会が開催されました。
今回も喧々諤々のご意見で活気のある総会でした。

最後に閉会式ですが、1日目の懇親会に引き続きここでも次年度の第42回日本臨床矯正歯科医会大会名古屋大会のご案内を大会長としてさせて頂きました。

2日間、充実した勉強の場でしたが、積雪により仙台での朝ランニングが実現しなかった事は少々、残念でした。東北支部の先生方のおもてなしに感謝致します。 来年の名古屋大会では全国からお見え頂く先生方に充実した研鑽の場をスムーズに提供できるよう頑張って準備します。