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日本臨床矯正歯科医会平成26年度6月例会に参加して

平成26年6月5日(木)に、ベルサール九段で行われた、日本臨床矯正歯科医会平成26年度6月例会へ参加してきました。


 
日本臨床矯正歯科医会平成26年度6月例会に参加して
岡本涼子

平成26年6月5日(木)に、ベルサール九段で行われた、日本臨床矯正歯科医会平成26年度6月例会へ参加してきました。




スタッフプログラム1
『ひとは聞きたいようにしか聴かない』
株式会社 スマイル・ケア  土屋和子 先生

“言葉による誤解”に頭を悩ませる体験が誰にもあるでしょう。
“伝わる”ことの難しさを感じている方もあるでしょう。私たちが何気なくかわしている会話には、大きな“落とし穴”があります。それは、デンタルNLPで学ぶ「言語コミュニケーションの省略・歪曲・一般化」です。
矯正治療の必要性を歯科医師が詳しく患者さんに話しても、患者さんがどのように理解し記憶するかというと・・・
「抜歯しなきゃいけない」「治療が終わるのには4年も掛かる」「矯正治療は大変」
つまり、抜歯の理由が省略されたり、治療期間が保定期間も含めた期間として詳細が歪曲されたり、“矯正治療”は大変だと一括りされたりします。では、このような時どうするか?
人は無意識のうちに記憶や認識をしています。その記憶や認識はその人の得意な五感(視覚・聴覚・嗅覚(体感感覚)・味覚(体感感覚)・触覚(体感感覚))を使ってインプットされていると言えます。視覚が強い人には、物や写真を見せて視覚的に訴え説明し、聴覚が強い人には、説明をしっかり細かく話すことが大切です。また、体感感覚が強い人には、実際に体験してもらったりして実感してもらうなど相手(患者さん)の“優位な感覚”にマッチさせることが大切です。

自分の意見を大切にする、人の意見をあまり聞かないなど、内的基準の人への対応は、使って欲しい清掃用具などを使ってもらったりして、その効果などを実際に体験してもらい、『〜を使ってもらうとキレイに磨けましたね。使用してみてはいかがですか。』などの声かけが、また他人の意見や口コミなどを気にする、自分の意志があまりない外的基準の人への対応は、効果や口コミが良いことを伝え、『〜を使わないと〜の汚れがきちんと落とせないので使用してください』などの声かけが効果的です。
内的基準の方に『〜してください』などと命令形で話しても使う気にはならないし、また外的基準の方に『〜してみてはいかがですか』などと相手に決定権を与えても決めきることができません。そのため、相手の基準を理解してその方に合った話し方や伝え方をする必要があります。


スタッフプログラム2
『口腔筋機能療法(MFT)の実際-効果を得るためのキーポイント』
高橋矯正歯科クリニック  高橋未哉子 先生

口腔筋機能療法は、口唇や舌などの口腔周囲筋の機能改善により、筋圧の適切な均衡を図り、正常な歯列・顎骨の形態を維持するための好ましい環境作りを目指す訓練法です。
実際の訓練は、正しい咀嚼・嚥下・発音・呼吸などに必要な個々の筋肉の力を養うことから始めます。これは、個々の筋肉の強化だけでなく、緊張しすぎている筋肉をリラックスさせることも含みます。次に、咀嚼・嚥下・発音の一連の動作がスムーズにできるように訓練を行います。そして最終的には、ふだんいつも、正しい咀嚼・嚥下ができ、口唇と舌の正しい安静位が保たれる状態を目指します。

日常生活で行われる口と関連した咀嚼・嚥下・発音・呼吸・姿勢の機能はお互いに関連し合っているので、一つでも正しく行われていないものがあると「負の連鎖」が生じ、他の機能にも影響が生じます。そのため、正しい咀嚼・嚥下・発音・呼吸・姿勢を習得する必要性があります。






感想
その人によって強い五感や考え方があるため説明の仕方や話し方に気をつけなければいけないと思いました。見た目だけでは分からないので患者さんと話していくうちに早めに気付けるようになるといいなと思います。効率的にできるように努力したいです。
MFTにより舌の癖だけでなく姿勢や発音も目に見えて変わってくることが分かりました。矯正治療には特に大切なMFTを自分自身もしっかりと習得し、患者さんに正確に伝えられるようにしたいです。習得できなかったレッスンをどのようにして習得してもらうかを考えて、その人に合った練習法を伝えていかなくてはいけないと思いました。